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アニメ「アオアシ」来年4月よりEテレで放送!制作はProduction I.G、キャストも解禁

2021年10月29日 12:06  コミックナタリー

コミックナタリー

TVアニメ「アオアシ」ティザービジュアル
小林有吾原作によるアニメ「アオアシ」が、2022年4月よりNHK Eテレにてシリーズ放送されることが発表された。

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サッカーのJリーグのユースチームを舞台に、プロを目指し奮闘する高校生たちの青春を描く「アオアシ」。週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載中で、2020年には第65回小学館漫画賞の一般向け部門を受賞した。単行本は25巻まで発売されており、最新26巻は11月12日に発売される。

アニメーション制作は「ハイキュー!!」「黒子のバスケ」などを手がけるProduction I.G、監督はさとう陽、シリーズ構成は横谷昌宏が担当。また主人公のアシトこと青井葦人と、東京シティ・エスペリオンユースで切磋琢磨するチームメイトの姿を描いたティザービジュアルが公開された。

さらにティザーPVも解禁。アシトとエスペリオンユースの監督・福田達也との出会いやユースチームの入団試験に挑む過程が描かれ、キャラクターボイスも披露された。青井葦人役は大鈴功起、エスペリオンユースのチームメイト・大友栄作役は橘龍丸、橘総一朗役は山下誠一郎、冨樫慶司役は八代拓、黒田勘平役は堀江瞬、朝利マーチス淳役は加藤渉、本木遊馬役は榎木淳弥、竹島龍一役は熊谷健太郎、エスペリオンユースの監督・福田達也役は小林親弘、福田監督の義理の妹・一条花役は河瀬茉希がそれぞれ演じる。キャスト陣とさとう監督からはコメントが寄せられた。



■ 大鈴功起(青井葦人役)コメント
□ 作品の印象
初めて作品を読んだ時、とにかく熱量に圧倒されて一気に読み進めてしまいました。
“考えること”を大事にしている作品なので、サッカーが好きな方はもちろんのこと、別のスポーツが好きな方、スポーツとはあまり関わりがないという方にも共感できるところがあると思います。

選手や監督達がサッカーにかける熱量。
そして時に苦しくなるくらい丁寧な心の描写。
そのどちらもアオアシの魅力です。
愛媛も本当にゆったりとした素敵なところです!
小林先生の画から感じる凄みや気迫がアニメでどう表現されるのか、僕も放送が楽しみです!

□ 演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
葦人はとにかく真っ直ぐな男、という印象ですね!
自分の芯をしっかり持っていて、嘘でもそれを曲げられない。
壁にぶつかっても、立ち止まらずに努力し続ける。
プロになるという高い目標に向かってひたすら突き進んでいきます。
器用な生き方なんて出来ないから、どんな事にも全力で、泥臭く、ぶつかっていくんです。

福田監督や花を始め、東京で様々な人達と出会いどんどん成長していく葦人に置いていかれないよう、こんな新人を選んで頂いた責任を胸に刻み、全力で、腹から声出して演じさせていただきます!!!

■ 橘龍丸(大友栄作役)コメント
□ 作品の印象
とても胸が熱くなりました!
親のありがたみとか、人との繋がり、人間ってやっぱり1人では生きていけないって改めて当たり前な日常に感謝しなきゃなって気づかせてもらえた作品です!人間模様がリアルでそれぞれが挫折したり壁にぶち当たった瞬間にどうするのか…
いろんな心の揺れ動き…それを見て感じているうちに気がついたら読み進める手が止まらずとても引き込まれました。
以前から読んでいた大好きな作品だったので、出演することができてとても嬉しいです。
まだ読んだことのない方はぜひアニメと一緒に漫画の方も読んで頂きたいです!

□ 演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
最初はなんだかプルプルしていて心配していましたが、「いや、カッコいいじゃないか!」と読み進めるうち印象が変わっていきました。
試合前はとても臆病ですが、いざ試合が始まるとグイグイ漢を魅せてくれる大友くん!
僕もとても緊張しやすいので、そう言った意味でも僕と大友君はリンクする部分もあるのかなとか思っています。コミカルなシーンも多いのですが、締めるところはしっかり締める、そんな魅力ある大友くんを演じていきたいと思っております。
アオアシの応援よろしくお願いします!

■ 山下誠一郎(橘総一朗)コメント
□ 作品の印象
「マンガ」としての面白さ…葦人という人間の魅力や彼の奮闘、そこに引き寄せられる周りの人たちとのドラマが素敵だなと思いました。その一方で、夢を追い続けることの難しさ・現実の残酷さを容赦なく描いているところもまた印象的でした。それでも最後には必ず壁を乗り越える葦人の姿には勇気づけられますし、読後の痛快さがたまりません。

□ 演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
橘総一朗という男には非常にシンパシーを感じています。「真っすぐすぎるがゆえに上手く曲がれない」というか、「もがいている」というか。彼が壁を乗り越え本質に辿りつくのは葦人あってのことなので、彼との出会いからはじまる一つ一つを感じて、丁寧に演じていきたいと思っています。何より「アオアシ」の面白さがアニメでどう表現されていくのか、いちファンとしても楽しみです。

■ 八代拓(冨樫慶司役)コメント
□ 作品の印象
どんどん緻密になっていく戦術や、ポジションによっての役割の変化など、とても現実を思わせてくれてワクワクしながら読ませていただいています。ユースという枠組みの中で奮闘する登場人物達の関係性も毎回熱くなれますし、本当に多くの方に読んでいただきたい作品です。

□ 演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
冨樫は見た目の通りやんちゃな一面も大いにありますが、義理と人情に熱く、とても実直な人間という印象です。また、人との会話などでは意外と冷静さやクレバーな一面も感じられます。
彼の熱い気持ちに乗っかり、この作品を更に盛り上げていけるように、全力で演じられればと思います!

■ 堀江瞬(黒田勘平役)コメント
□ 作品の印象
部活動の青春にではなく、ユースにスポットが当たった斬新な作品に感じられました。それだけ過酷で、だからこそ脱落する子たちもいて、その嵐の中を、家族やチームメイトに支えられながら、プレーに対する情熱で乗り越えていく葦人に、ページを捲る手と涙が止まりませんでした。忘れかけていた泥臭さや“これをやるために、ここにいる”という執念を、いま一度思い出させてくれました。

□ 演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
常に柔和な表情を浮かべる優しい印象とは裏腹に、プレーにおいては冷静さと時にゾッとさせるような執念深さを持つ少年です。アフレコはこれからですが、単なる二面性的な表現にならないように気をつけながら、黒田勘平という芯のある男を演じていければと思います。

■ 加藤渉(朝利マーチス淳役)コメント
□ 作品の印象
より良い自分を目指して頑張るすべての人の胸を打つ作品だと思います。今よりもっと、前に前に進もうともがくアシトたちの向上心には、何度となく奮起させられました。
「自分でつかんだ答えなら、一生忘れない」という福田監督の言葉は、自分にも思い当たる節があります。考えて考えて、ひとつ気づいて、少しだけ世界が広がる。サッカーに限らず、そんな経験をしたことのある人にこそ、この作品を薦めたいです。

□ 演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
自分がどうあるべきか、そのために今何をすべきかを考え続けている人という印象です。アシトに対しては当初、キツい振る舞いが目立ちますが、それにはアシトが自分にどんな影響を与えるのか興味を寄せているからという理由もある気がします。そのプライドの高さも自己批判精神の強さから来るのではないかと。そんな風に見てみると、サッカー経験のない私でも朝利を少し身近に思えます。この気持ちを頼りに、好奇心と闘争心を持って彼を演じます。そして、アニメで初めて作品を知ったという方が原作にも手を伸ばしたくなるような、そんなお芝居がしたいです。

■ 榎木淳弥(本木遊馬役)コメント
□ 作品の印象
例えサッカーに詳しくない人が見たとしても、胸を熱くしてくれるくらいキャラクターのサッカーに対する熱量が凄まじく、とてもカタルシスを感じさせてくれる作品だと思います。

□ 演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
遊馬はどこか飄々としていますが、サッカーの能力は底知れないものを感じます。
その只者じゃない感じが魅力的ですね。

■ 熊谷健太郎(竹島龍一役)コメント
□ 作品の印象
全力でという言葉では言い表せないほどの覚悟や志を持ってプロを目指す者、志半ばでグラウンドを離れる者。彼らの成長、葛藤、進化や時には挫折が締め付けられるような熱さを胸に感じさせてくれます。
原作を読み進める手が止まらず、サッカーに打ち込んでいた学生時代に帰ったような気持ちと、自分が見ることのできなかった世界を見せてもらえるような高揚感でいっぱいになります。

□ 演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
僕も、というと非常に烏滸がましいのですが、龍一と同じディフェンダーでセンターバックも経験があるので共感できる部分もありながら、彼のON,OFFの切り替えの早さは尊敬できて、かつ正直うらやましいですね。
己の弱さともしっかりと向き合えるところにもすごく好感が持てますし、龍一の活躍がもっともっと見たくなります。
竹島龍一というプレイヤーの声を任せていただけることに誇りを持ち、サッカー少年だった頃の熱さを取り戻し、全力でアフレコに臨む所存です。何卒よろしくお願いいたします!

■ 小林親弘(福田達也役)コメント
□ 作品の印象
めちゃくちゃアツいです!!!
読んだ後にサッカーを観戦すると絶対楽しいな!と思える作品です。
プレイの一つ一つがすごく言語化されていて、
選手が課題を解決して成長してゆく姿をワクワクしながら読み進めました。

小学生の頃にちょうどJリーグが出来まして、
もうあれから30年くらいになるのでしょうか。
また久しぶりに観戦に行きたいです…!

□ 演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
力が抜けていて底がしれない、優しいですが、理想に向けて冷酷になれる人…
そしてきっと、何よりもサッカーを愛している人なんだと思っています。
大きな挫折を経験しているので、
その悔しさやサッカーに食らいつく精神力なんかも
とてつもないものがあるような気がしています。
カッコよくて頼もしい福田とエスペリオンユースの活躍を是非是非ご覧くださいね…!

■ 河瀬茉希(一条花役)コメント
□ 作品の印象
本当にキャラクターが皆、個性的だ!と思いました。
そしてひとりひとりから「サッカーが好きだ」という思いが熱く伝わってくる作品だと感じました。
ひたむきに自分の夢のため、誰かの想いのためにピッチに立つ姿に胸が熱くなります。
原作で描かれる試合シーンや日常シーンが、アニメではどのように表現されるのかとても楽しみです!

□ 演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
花もまた夢を追うひとり。真っ直ぐ行動できる逞しさや、熱い思いがグッと溢れるところも魅力的です。
彼女の真っ直ぐな言葉には力があって、私もハッとさせられるばかりです。
そんな彼女の言葉をしっかりと表現し声にして、葦人たちに届けたいと思います。
花のように、可愛らしく太陽のように笑う彼女と一緒に、戦う彼らを応援していきたいです!

■ さとう陽監督コメント
アオアシという作品を初めて読んだ時はサッカーという難しい題材ではありますが
たくさんの個性的なキャラの関係性が積み重なったとても素敵な作品だと思いました。
その良さを壊さないように生かしつつ、しかしながらも熱っぽさ、泥臭さも出して
上手く絵に落とし込んで行けたらと思っています。
4月からの放送、ぜひご期待下さい!!

■ TVアニメ「アオアシ」
2022年4月よりNHK Eテレにて放送予定

□ スタッフ
原作:小林有吾「アオアシ」(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)
監督:さとう陽
シリーズ構成:横谷昌宏
サッカー監修:竹下健一、曽我準、飯塚健司
キャラクターデザイン:中武学、川村敏江、山口飛鳥、長谷川早紀
サブキャラクターデザイン:清池奈保、渡部由紀子、大導寺美穂、白井英介
総作画監督:中武学、山口飛鳥
プロップデザイン:伊東ありさ、津坂美織
色彩設計:上野詠美子
美術監督:垣堺司、竹田悠介
美術設定:金平和茂、伊井蔵
2Dワークス:濱中亜希子
プリビジュアライゼーション:前島昌格
3D:森本シグマ
撮影監督:今関舞子
編集:村上義典
音響監督:はたしょう二
音楽:横山克
アニメーション制作:Production I.G

□ キャスト
青井葦人:大鈴功起
大友栄作:橘龍丸
橘総一朗:山下誠一郎
冨樫慶司:八代拓
黒田勘平:堀江瞬
朝利マーチス淳:加藤渉
本木遊馬:榎木淳弥
竹島龍一:熊谷健太郎

福田達也:小林親弘
一条花:河瀬茉希

(c)小林有吾・小学館/「アオアシ」製作委員会