2021年F1アメリカGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは3番手だった。ペレスはQ3での1回目のランを終えた段階で暫定トップに立っていたが、セッション終盤に小雨が降り出し、最終アタックに最後に出て行ったペレスは、わずかに自己ベストを更新したものの、3番手に落ちる結果になった。ペレスは決勝をミディアムタイヤでスタートする。
■セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
FP3 1番手(1分34秒701:ソフトタイヤ/13周)
予選 3番手(Q1=3番手1分34秒369:ソフトタイヤ/Q2=7番手1分34秒178:ミディアムタイヤ/:Q3=3番手1分33秒134:ソフトタイヤ)
うれしい結果だけれど、100パーセント満足することはできない。僕たちにはポールを獲得できるだけのペースがあったんだ。
残念なことに、(Q3の)最後のアタックラップの時に雨が強くなり始めた。僕はコース上で一番後ろを走っていたために、セクター3でタイムを失ってしまった。その点は少し不運だったと思う。
最後のランでは緊張が高まっていた。皆、最後のラップにすべてがかかっていると分かっていたからだ。マックス(・フェルスタッペン)もルイス(・ハミルトン)も素晴らしい仕事をしたね。皆がふさわしいポジションをつかんだ。
今週末、高い競争力を発揮していることで、僕は大きな自信を得つつある。これだけの進歩を成し遂げていることは、舞台裏でどれだけ努力してきたかの表れだ。これからも向上し続けていけるだろう。
僕たちは、決勝に向けて良いポジションにいる。長いレースになり、何が起きてもおかしくない。観客席で熱心に応援してくれているファンの皆に、最高の結果を届けたいね。