2021年F1アメリカGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは今季9回目のポールポジションを獲得した。Q3での1回目のランではチームメイトのセルジオ・ペレスに続く2番手だったが、セッション終了間際に小雨が降り出すなか、フェルスタッペンは最後のアタックラップで最速タイムをマークした。決勝はミディアムタイヤでスタートする。
■マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
FP3 3番手(1分34秒912:ソフトタイヤ/13周)
予選 1番手(Q1=2番手1分34秒352:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分33秒464:ミディアムタイヤ/:Q3=1番手1分32秒910:ソフトタイヤ)
今日の予選結果には驚いたが、もちろんポールポジションを獲得できてうれしい。
ここまで楽な週末ではなかった。ずっとバランスを追及し続けていたんだ。だからQ3でいいラップをまとめられたことに満足している。
チーム全体のパフォーマンスが素晴らしかった。最後のラップでうまくまとめ上げることができてうれしい。バランスを改善することができたので、昨日よりもはるかに快適に走ることができた。
予選でこれだけのペースを示せたことは、明日の決勝に向けてポジティブな材料だ。それでも、タフな戦いになると予想している。気温が高く、タイヤに厳しいコンディションになるだろう。それが興味深い展開につながるはずだ。
明日は自分たちのことに集中し、クリーンなスタートを決めて、可能な限りの速さを発揮したい。
(会見で語り)今回はマシンの限界までなかなか届かず、すべてのパフォーマンスを引き出すのに苦労していた。そういう週末を過ごしてきただけに、ポールを獲れて最高の気分だ。
昨日はあまり満足できず、今日も完全に満足はしていなかった。でも正しい方向に進めたのは間違いない。FP1の後には「(メルセデスとの)ギャップはかなり大きいな」と思った。でも僕たちは徐々に改善していき、今日は彼らの前に出ることができたんだ。