2度のF1世界チャンピオンであるミカ・ハッキネンはバルテリ・ボッタス(メルセデス)と組み、2022年2月に開催されるレース・オブ・チャンピオンズ(ROC)でチーム・フィンランドを率いる。
来年は3年ぶりにROCが開催される。前回開催されたのは2019年で、メキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスでのことだった。参加国は参戦ドライバーをラインアップしており、ハッキネンはボッタスを相棒にスウェーデンでレースに参戦する。
「またレースに戻ることと、ついにレース・オブ・チャンピオンズに参加できることにとても興奮している」と53歳で元マクラーレンのドライバーであるハッキネンは語った。
「F1でのレースとはまったく違うものになるだろうが、私は競争が好きだし、雪と氷の上でのドライビングは見応えがあるだろう。イベント前にフィンランド北部の自分の土地で練習するつもりだよ」
また、来シーズンにメルセデスからアルファロメオに移籍するボッタスは、同郷のハッキネンと力を合わせること、また彼に挑戦することを喜んでいる。
「ROCネーションズカップで彼とチームメイトになり、フィンランドを代表することをとてもうれしく思っているよ」と10回のグランプリ優勝経験を持つボッタスは語った。
「でももちろんレース・オブ・チャンピオンズの個人戦では互いを打ち負かそうとしなければならないね。誰が勝ってもファンは楽しめるだろう」