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レッドブルF1のフェルスタッペンを称賛するペレス「驚くほどの才能。チームメイトとしては楽じゃない」

2021年10月21日 15:41  AUTOSPORT web

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2021年F1第16戦トルコGP表彰台でのペレスとフェルスタッペン
レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスは、今年初めてチームメイトになったマックス・フェルスタッペンを間近で見て、ミスをすることなく高いレベルのパフォーマンスを発揮し続ける彼の能力に驚かされていると語った。

 2021年シーズンここまでの16戦のなかで、フェルスタッペンは7勝を挙げて262.5点を獲得し、ドライバーズ選手権首位に立っている。ペレスは優勝はアゼルバイジャンでの1回にとどまり、フェルスタッペンとは127.5ポイント差のランキング5位だ。

 ペレスは、フェルスタッペンのチームメイトになってみて、彼がずば抜けたスキルを持っていることを実感したと述べている。

「正直言って、今シーズンここまでで一番のドライバーはマックスだと思う」と現在31歳のペレスはトルコGPの週末に語った。

「彼はグリッド上のどのドライバーよりもミスが少ない。とても高いレベルで物事をまとめ上げている」

「もちろん、シーズンはまだこれからも続くから、最後まで見てみる必要があるけどね。でも今のところ、彼がこれほど高いレベルで走り、ミスをすることなく結果を出していることに、良い意味で驚かされている」

 ペレスは今、全チームのなかで最も優れたマシンのひとつに乗る権利を有する一方で、ベストドライバーのひとりと同じマシンで戦うという困難な仕事を担っていることになる。

「もちろん、マックスのチームメイトを務めることは簡単でない。彼はマシンと一体化して、とても高いレベルで走り、しっかり結果を出すんだ」とペレスは語った。

「僕らのマシンは、ある意味でユニークだ。簡単なことではないんだ」

「精神的に強い状態で一日一日を終える必要がある。でも、それによって日曜日に毎回最大の結果を出すというのが、僕の強みのひとつだと思っている」

「このマシンに適応するプロセスに苦労したけれど、全く予想外のことや、目立った出来事は何もなかった」

「素晴らしいパッケージで、高い競争力があることは間違いない。このマシンが全チームのなかでベストとは言い切れなくても、ベストのひとつであることを、マックスが証明している」