10月19日、ドルナスポーツはFIM Enel MotoE World Cup(MotoE)に2019年から電動バイクを供給しているエネルジカ・モーター・カンパニーとの契約が2022年シーズン限りで終了することになったと発表した。
MotoEは電動バイクによるチャンピオンシップで、ロードレース世界選手権MotoGPのヨーロッパ戦の併催として2019年からスタートした。
初年度から、イタリアの電動バイクメーカーEnergica Motor Company(エネルジカ・モーターカンパニー)がスーパーバイク『Energica Ego Corsa(エネルジカ・エゴ・コルセ)』を供給し、ワンメイクレースで開催された。
そして、2020年には2年間の契約更新が決まり、2022年シーズンまではエネルジカがサプライヤーを継続することが決まっていた。
そんなMotoEだが、今回はエネルジカと契約更新をしないこととなり、開催4年目となる2022年シーズンが唯一のサプライヤーとしての参入がラストイヤーとなることが決定した。
2023年以降の計画は発表は明かされていないが、別メーカーがマシンのワンメイクサプライヤーを務める可能性や複数のメーカーが参入する選手権へと変貌を遂げる可能性などがあるだろう。