10月17日、WRC世界ラリー選手権第11戦スペインの競技最終日が行われ、トヨタ・ヤリスWRCを投じてシリーズに参戦しているTOYOTA GAZOO Racing WRTは、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組が総合2位でフィニッシュしたほか、セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組が総合4位、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組がチームメイトに続く総合5位入賞を果たした。
WRカーで初めてラリー・スペインに挑んだロバンペラは総合5位でフィニッシュ。彼もまたパワーステージで5番手に入り、ドライバー選手権に加算されるボーナスの1ポイントを獲得している。一方、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムに参加する勝田貴元は、ポイント獲得こそならなかったものの、SS16で5番手タイムを記録するなど終盤に調子を上げてラリー・スペインを完走した。
TOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ代表は、「最終的に、今週末の我々には期待していたほどの強さがなかった」と今大会を総括した。