岩手県北自動車は、宮古・山田と首都圏を結ぶ「BEAM-1」を、みちのりグループ共通の高速バスブランドにリニューアルし、「MEX宮古・盛岡」として10月28日から運行を再開する。
宮古・山田～東京・横浜線は、1989年に運行を開始。新型コロナウイルスの影響で2020年春より運休していた。運行再開に合わせ、首都圏側の停留所を拡充し、さいたま新都心バスターミナル停留所を新設するとともに、東京都内の停留所を品川から東京駅鍛冶橋駐車場に変更する。運賃やサービス内容も変更する。盛岡宮古横断道路の開通に伴い、宮古発の所要時間は8時間56分と約40分短縮される。
大人片道運賃は、宮古・山田発着は7,900円から13,300円、盛岡発着は6,900円から12,300円。早期予約割引なども設定する。キャンペーンとして、12月12日まで宮古・山田発着の大人片道運賃を5,000円とするほか、11月30日までに乗車した全員に500ポイントを付与する。アイマスクや耳栓、アルコール除菌ウェットシートの記念アメニティもプレゼントする。
当面の間、宮古発は木・金・土曜、首都圏発は金・土・日曜の週3便のみの運行となる。9月30日午前10時から予約受付を開始している。
岩手県北自動車をふくむみちのりグループは、統一ブランド「MEX（Michinori Express）」を立ち上げており、グループの高速バスに順次、MEXブランドの車両を導入している。デザイナーの川西康之氏が手掛けたデザインで、昼と夜、田園や海岸、山間部や都市部、様々な風景に映える「シャンパンゴールド」を基調とし、エントランスは温かく乗客を出迎える「みちのりオレンジ」としている。
■ダイヤ道の駅やまだ（20：15）～山田支所（20：20）～宮古駅前（21：00）～盛岡駅西口（22：30）～盛岡南（22：40）～さいたま新都心バスターミナル（05：10+1）～東京駅鍛冶橋駐車場（05：56+1）～横浜駅（07：10+1）
横浜駅（20：35）～東京駅鍛冶橋駐車場（21：40）～さいたま新都心バスターミナル（22：30）～盛岡南（05：00+1）～盛岡駅西口（05：10+1）～宮古駅前（06：40+1）～山田支所（07：20+1）～道の駅やまだ（07：25+1）
