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東京都交通局、日暮里・舎人ライナーが地震以来4日ぶりに運転再開

2021年10月11日 18:11  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
東京都交通局は、10月7日22時41分頃に発生した地震の影響により、日暮里発見沼代親水公園行1編成の先頭車両から3両が脱輪し、全線で運行を見合わせていた日暮里・舎人ライナーに関して、10月11日始発から全線で運行再開したと発表した。


復旧に向けた対応として、10月8日にクレーン車で脱輪車両を収容し、地上設備の損傷状況等を点検作業中であることを発表。同時に、振替輸送として都営バス(里48系統)を増便したほか、民間バスの活用による各駅で代替輸送バス運行などの対応を実施した。10月9日には、脱輪した車両の搬出作業が終了し、地上設備等の点検と復旧作業を行っていることを発表。引き続き振替輸送も実施した。



10月10日には、翌日(10月11日)の始発から全線で通常ダイヤによる運行を再開すると発表。ただし、地震の影響で複数の車両に損傷が見られており、10月11日の朝ラッシュ時間帯(7~10時)について、通常ダイヤよりも1割程度少ない運行本数となる可能性があるとしていた。振替輸送は、10月11日の始発から10時までの実施を発表している。(木下健児)