2021年F1トルコGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は14位でフィニッシュした。
9番グリッドからインターミディエイトタイヤでスタート、1周目にひとつ順位を上げ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の前の位置を7周目までキープした。17周目にカルロス・サインツ(フェラーリ)に抜かれ、22周目にターン9でスピンを喫し、13番手に落ちた。35周目にインターミディエイトタイヤに交換。レース後半は14番手を走り、その位置でフィニッシュした。
チーム代表フランツ・トストは角田のレースについて次のようにコメントした。
「裕毅はいいスタートを決めて、何周にもわたって8番手をキープし、ハミルトンを長時間にわたって抑え続け、素晴らしいパフォーマンスを見せた」
「その後、残念ながらスピンをし、14番手に落ちた。彼は(F1において)ウエットコンディションで走る経験がこれまで多くはなかったので、今回は学習する重要な機会になった。インターミディエイトタイヤがどう機能するのかについての理解を深め、こういったコンディションでのマシンにもさらに慣れることができただろう」
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅 決勝=14位
9番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→35周目インターミディエイト
今日はトップ10以内でフィニッシュできる位置にいたので、本当に残念です。序盤のハミルトン選手とのバトルでタイヤを使い過ぎたことで、その後はペースを保つのが大変でした。不運にもスピンを喫してしまい、レースが台無しになってしまいました。今日はインターミディエイトタイヤで周回を重ねたことで、学びを大きく深められましたが、チームのチャンピオンシップのために何としてもポイントを獲得したかったので、がっかりしています。