アニメ「ガールズ&パンツァー 最終章」第3話の4D上映記念舞台挨拶が、本日10月9日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された。
【大きな画像をもっと見る】イベントには西住みほ役の渕上舞、武部沙織役の茅野愛衣、五十鈴華役の尾崎真実、秋山優花里役の中上育実、冷泉麻子役の井口裕香、司会で園みどり子役の井澤詩織が登壇。9年前の2012年10月9日はTVシリーズ第1話の放送日だったそうで、キャスト陣は「すごーい!」「みんなで揃うことができてうれしいね」と笑顔を浮かべる。井口は「実は今回、ジャケットが新調されたんです!」と、きれいに見えるというくびれをアピールした。
ここからは本題の4D上映について、すでに鑑賞済みの渕上、尾崎、中上を中心にトークを進めていく。渕上が「あのね、疲れるよ……!(笑)」と感想を述べると、「ちょっとマイナスだな!(笑)」と周りがツッコミ。尾崎が慌てたように「リラックスするよ!」とフォローするが、それも「それは嘘だな!」とみんなに指摘される。中上が「まさに戦車に乗ってる気分」とコメントすると、渕上から戦車がジャンプして水辺にダイブするシーンの話が。中上は「本当にフワッとなる!」と、尾崎は「加速感も感じられたね」と続けた。
本編の話題に移ると、渕上は「悲しい終わり方でした……」とポツリ。「あんこうチームの隊長としては、そこが脳裏から離れないわけですよ。しかも今回、雪の街に行くじゃないですか。大洗として雪にはいい思い出がないので、過去のつらい思い出がフラッシュバックしちゃう」と続け、「雪だるまがこんなにも不気味に見えるのかって思いました」と演出についても言及する。
井澤からは「水島努監督も『しばらく続きを観られないのに、あの終わり方はひどいよね』と自分で言っていて(笑)」という裏話が。茅野は「次のことを考えちゃう3話だったから、次はサウナ作戦とかやってほしい。ミカさんがサウナキャップみたいなの被ってるじゃないですか。サウナみたいにあったかいところに誘き寄せて、その後に水辺に誘導する作戦とかをみぽりんが考えてくれないかな」と提案し、「4D上映では映画館をサウナみたいにして、水をかけてもらったり。『整いました!』って観客が声を揃えて言うとか」と想像を膨らませた。
締めの挨拶で、渕上は「我々も大洗にしばらく足を運べていなかったり、世の中の状況的にイベントでお会いする機会も少なくなってしまいましたが、こうやって皆さんに楽しい時間を過ごしてもらえているというのは幸せな気持ちになります。私も4Dを体験させていただいてすごく楽しかったです。まだまだ『ガルパン』は続いていきますので、今後とも応援していただけたらうれしいです」とコメント。最後はキャスト陣が「パンツァー・フォー!」と恒例の掛け声を上げ、観客は声を出さずに拳を突き上げ心を1つにした。
(c)GIRLS und PANZER Finale Projekt