トップへ

うんこドリルと千葉県警察が初コラボした「うんこ防犯ドリル」配布開始

2021年10月09日 06:41  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
文響社は10月4日から、千葉県警察(千葉県千葉市)とコラボレーションした犯罪に遭わないための行動のしかたが学べるクイズ形式の冊子「うんこ防犯ドリル」を、千葉県内の小学生低学年の子どもたちに配布している。


「うんこ防犯ドリル」は、累計890万部を突破し小学校低学年の児童を中心に高い認知度を誇る「うんこドリル」と、防犯対策に力を入れている千葉県警察による初のコラボレーションとなるドリル。



ドリルはうんこ先生が、一人でお出かけするうんこねこを見送る場面から始まる。


「うんこ防犯ドリル」の問題は全5問で、どれも犯罪に巻き込もうと言葉巧みにうんこねこを誘おうとする場面や、防犯上リスクになりえる場面の描写となっている。読者はそのときに取るべき正しい行動について、二択から選んで回答する形式となっている。うんこタウンの住人なので、犯人もうんこのキャラクターであるとのこと。


例題の中では、最近増えているオンラインゲームで知り合った子どもを対象にしたものなど、実際によくある犯罪の巻き込まれ方をパターン化したリアルなものも取り上げた。そのリアルさの中に、「うんこドリル」らしい可愛く親しみやすいイラストや、「うんこ」というワードを使ったユーモアあふれる設問で、堅いものという意識を持たれがちな防犯対策について、子どもの興味を強く惹きつけるという。


ページをめくるとうんこ先生による防犯の教えが紹介されている。言葉巧みな誘いに乗って犯罪に巻き込まれないために大切な考え方を、クイズに回答し答えを読むことで楽しみながら学べるしくみとなっている。


子どもが犯罪に巻き込まれないためには「ハッキリと断る」ことがとても大切となる。クイズの後には、千葉県警察が制作した子どもの防犯のための「ちばっこ いやです・だめです・いきません」という合言葉や、はっきりと断ることの大切さが学べる子どもの安全対策動画のQRコードも掲載した。


巻末には、防犯の基本について学習がおわった子どもを対象とした、うんこ先生による修了証明書も用意している。(フォルサ)