レッドブル・ホンダは、F1第16戦F1トルコGPを前にした木曜、この週末に使用するスペシャルカラーを施したレーシングスーツを披露した。10月8~10日に開催されるはずだった日本GP用に用意した特別カラーリングが、トルコで使用される。
F1最終年のホンダにとって、今年の日本GPは最後のホームグランプリになるはずだったが、新型コロナのパンデミックの影響で開催中止となった。しかしレッドブル・ホンダは、トルコGPが行われることになったこの週末に特別なアプローチをとり、ファンへの感謝を込めてスペシャルカラーのマシンとレーシングスーツを用いて戦うことにした。
チームは、10月7日にまずマシンのカラーリングを披露、続いてマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが特別デザインのレーシングスーツを着用した姿を公開した。
1965年メキシコGPでリッチー・ギンサーがホンダF1初勝利を挙げた際のマシン「RA272」のホワイトをマシンのメインカラーに使用したのに合わせ、レーシングスーツも通常のネイビーブルーではなくホワイトに変更された。また、「レッドブル」の文字が日本語で表示され、ドライバー名も「マックス」「チェコ」とカタカナで示されている。
RB16Bには日本語の「ありがとう」の文字が入っているが、姉妹チームアルファタウリ・ホンダもAT02に同様に「ありがとう」の言葉をリヤウイングに表示して、この週末に走らせる。