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マルタン・マルジェラが現代アーティストとしてデビュー、アントワープのギャラリーと契約

2021年10月05日 11:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Zeno X Gallery公式インスタグラムより
デザイナー マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)が、ベルギーのアントワープを拠点とする現代美術ギャラリー「ゼノ・イクス・ギャラリー(Zeno X Gallery)」と契約し、現代アーティストとして同ギャラリーに所属したことを発表した。

 ゼノ・イクス・ギャラリーは、1981年に創業。同ギャラリーには、マーク・マンダース(Mark Manders)らが所属している。
 同ギャラリーの発表では、「マルタン・マルジェラはファッション業界を引退して以降、ヴィジュアルアートに専念していた」とし、「絵画や彫刻、インスタレーション、コラージュ、映画など幅広いメディアで展開される彼の作品は、見落とされたものや型にはまらないものへの興味を示しており、破壊と詩的な接合の両方を拡張することで、はかないものに美を求めている」とコメントを寄せている。

 マルタン・マルジェラの現代アーティストとして初となる個展は、2021年10月からパリに位置するギャラリー「Lafayette Anticipations」で開催される予定で、未発表作品40点以上が展示されるという。また2022年の春には、マルタンの出生地であるベルギーでの初個展開催が予定されている。