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ヘルムート・マルコ、ノリスを高評価。マクラーレンF1との契約延長前に話をしたと明かす

2021年10月05日 07:11  AUTOSPORT web

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2021年F1第15戦ロシアGP ランド・ノリス(マクラーレン)
レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、ランド・ノリスが今年の早い時期にマクラーレンF1チームとの契約を延長する前に、彼と話し合いを行ったと語った。

 ノリスは2017年にマクラーレンの若手ドライバープログラムに加入し、2018年には何度かフリー走行に出走している。その後2019年にマクラーレンのシートを掴んでF1にデビューした。

 F1昇格後、ノリスの株は当初から上昇傾向にあった。傑出したパフォーマンスを発揮して、ノリスが第15戦ロシアGPでF1での初ポールポジションを獲得したことで、今シーズンもその期待は高まり続けている。

 マルコは、ノリスが彼の目に留まっていたこと、そしてある時ノリスに連絡をとり、将来に向けて彼の計画を評価したと述べた。

「我々は彼と話をした。しかし彼にはマクラーレンとの長期的な繋がりがある。我々は我々のやり方に忠実だ」とマルコはオーストリアの『OE24』に語った。

 マルコはノリスのことを高く評価している一方で、それでもやはりマックス・フェルスタッペンはF1のなかでトップの才能を持っていると考えている。

「以前ノリスは私の目に留まっていた。だがやはりマックスは私のランキングのトップにいる。というのも、彼はあらゆる状況下ですぐに結果を出すことができるからだ。ミスをすることなく、彼はもう一度それを雨のソチで見事なまでに証明した」

「ほとんどレースで勝ったようなものだった。彼はただ、もう1周早くピットに入るべきだった」

「我々が思い切って16歳のマックスをF1へ連れてきたことを、私は誇りに思っている(注:フェルスタッペンがF1デビュー戦を迎えたのは17歳)。我々の道筋が正しいものであるかどうかを疑ったことはない。彼は常に非常に集中しており、優勝というゴールから阻まれるはずがない」