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中上貴晶「チャンスを逃してしまい本当に残念。チームには申し訳ない」/MotoGP第15戦アメリカズGP決勝

2021年10月04日 15:41  AUTOSPORT web

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2021年MotoGP第15戦アメリカズGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
10月3日、2021年MotoGP第15戦アメリカズGP MotoGPクラスの決勝がサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は17位に終わった。

 決勝レースを5番グリッドからスタートした中上は、最初のコーナーでいくつかポジションを落としたものの1周目は6番手を確保した。しかし、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)をかわそうとした2周目の12コーナーで転倒を喫し、最後尾へと転落してしまった。再スタート後、ライバル勢を猛追した中上は、フランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)とダニロ・ペトルッチ(テック3KTMファクトリー・レーシング)をオーバーテイクし17位でフィニッシュしている。

 次戦は10月22~24日に再びイタリアの地で第16戦エミリア・ロマーニャが開催。気持ちを切り替えて好走を期待したい。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(決勝:17位)
「スタートしたときからマシンのフィーリングがよく、マルク(マルケス)が引き離し始めたのを見て、自分もアタックする準備ができていました。(ジョアン・)ミルと(フランチェスコ・)バニャイアをオーバーテイクしなければと思いました。ブレーキングにとても自信があったので、そのままプッシュし続けました」

「残念ながら12コーナーでバンプに乗り上げ、フロントから転倒してしまいました。その後、再スタートを切って、全力でプッシュしました。ペースは最高でした。最後はとてもいいペースがあったので、チャンスを逃してしまい本当に残念ですし、チームには申し訳ない気持ちです。悔しいレースになりましたが、次のレース、ミサノに向けて気持ちを切り替えたいです」