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3戦連続のポール獲得のバニャイア「FP4からフィーリングがよくなった」/MotoGP第15戦アメリカズGP予選トップ3コメント

2021年10月03日 15:01  AUTOSPORT web

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フランセスコ・バニャイア(左)とファビオ・クアルタラロ(右)
MotoGP第15戦アメリカズGPの予選がサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、予選でフロントロウを獲得したフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が会見に出席。予選日を振り返るとともに、決勝レースへの展望を語った。
 
■フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/予選:ポールポジション

「午前中はトラブルがあったんだけど、そこで、バンプをうまく処理できるようにしようと考えた。ミサノ(第14戦サンマリノGP)のセッティングに戻すことにしたんだ。すべてがよくなった。フリー走行4回目ではもっとフィーリングがよくなり、Q2では同じフィーリングがあって、攻めることが楽になった。とてもうれしいよ。今週末、最初は大変だったんだけど、今はまたこうしてポールポジションを獲得できたんだからね」

「今回、(決勝レースで)先頭を走っていられるかどうかというのは難しいね。マルク(・マルケス)やファビオ(・クアルタラロ)、ジャック(・ミラー)のペースを見ると、彼らも速い。でも、僕としてもQ2ですごくいい感触を得ている。(決勝レースは)わからないけど、マルクはスタートから攻めてギャップを広げようとするだろう。バンプがあってミスをせずに走るのは難しいから、このサーキットではできるだけ安定した走りをすることが重要だ。明日はきっと、トップ争いができるだろうと思う」

■ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/予選:2番手

「今日はフロントロウを獲得できるとは思っていなかった。そして、ペッコ(※フランセスコ・バニャイアの愛称)があのタイムを出したのも予想外だった。最初の走行では少し問題があり、そのあとかなり攻めることにしたんだ。セクター1はすごくよかったんだけど、(バンプがひどい)10コーナーでは少しでもマージンを確保しておきたかった。バンプのところで問題があったからだ。でも、2回目の走行のときにはすごくよかったと思う」

「タイヤ選択は重要だ。3つのタイヤがあり、今のところはフリー走行4回目でとてもいいペースだったから、ミディアムタイヤを考えている。ただ、明日のウオームアップ・セッションで、ちょっと試すことがあるから、そのあとに決めるだろう。いずれにせよ、バイクのフィーリングはいいよ」

■マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)/予選:3番手
「フロントロウを獲得できてうれしい。僕たちのウイークポイントは、1周のアタックタイムだから。今日はうまくマネジメントできた。でも、明日は長いレースになる。タイヤ、バイク、それからバンプもマネジメントしないといけない。それに、体もね。明日は暖かくなるみたいだ。そうなればもっとフィーリングはよくなるだろう。1周目で納得のいく走りができ、タイヤをうまく温められれば、レース後半に臨めるだろう」

「レースペースはいいけど、僕よりも速いライダーもいる。例えば、ミラー。後方のグリッドポジションではあるけれど、彼は追いついてきて、勝てるかもしれない。ペースがとてもいいからだ。でも、幸い僕の強みは左側にあるから、うまい具合にマネジメントできるだろうと思っているよ」