10月2日、2021年MotoGP第15戦アメリカズGP MotoGPクラスの予選がアメリカのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は5番手となった。
2年ぶりとなったサーキット・オブ・ジ・アメリカズの週末は、各ライダーとも荒れた路面コンディションに苦戦。そんななか前戦サンマリノGP後の公式テストで手応えを掴んだ新しいセットアップで臨んだ中上は、初日のフリー走行で2分04秒612の総合5番手に入る好スタートを切り、翌日のフリー走行3回目では1秒タイムを短縮する2分03秒602をマーク。総合2番手に浮上し、ダイレクトでの予選Q2進出に成功した。
また決勝に向けたセッションとなるフリー走行4回目では、トップグループとそん色ない2分4秒~5秒台で連続ラップを刻み6番手に入っている。
予選Q2は、フリー走行からさらにタイムを縮め2分03秒292をマークし5番グリッドを獲得した。明日の決勝ではウォームアップ走行で最後の調整を行い、初の表彰台獲得に向け準備を進めていく。
■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(予選5番手)
「今日の結果にはとても満足しています。5番手はいい結果で、チームも喜んでいます。彼らはすばらしい仕事をしてくれました。今週末はいいペースをつくれたこともあり、5番グリッドからのスタートなので、レースに向けての戦略も立てやすくなりました。いつものように全力を尽くし、上位を目指して戦っていきたいと思います」