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森田剛「僕たちはやり切れた」 V6が振り返る26年の歩み

2021年10月01日 05:01  リアルサウンド

リアルサウンド

勤続26年アイドルV6「僕たちはやり切れた」

 V6が表紙に登場したエンタメ専門誌『日経エンタテインメント!』11月号が、10月4日に日経BPより発売される。インタビューでは、「僕たちの歩き方」と題し、ファイナルリリースになる2つのアルバムの制作秘話や、26年に及んだ活動の意義など、“V6の時間”について語っている。


(参考:【画像】坂本昌行「今メンバーと一緒にいられる奇跡に感謝」


 11月1日で26年間のグループ活動を完結させるV6。昨年コロナ禍の中で25周年を迎え、エンタメ界はその後も厳しい活動制限が続いているが、この約2年は「丁寧に、納得のいくものを」という姿勢を改めて意識し、1つひとつの仕事に向き合ってきたという。


 9月に発売したオリジナルアルバム『STEP』はそれを象徴する1作。収録曲「雨」のMVを監修した岡田准一は、「ソロで積み上げてきた表現は、グループに還元できているんだろうかとずっと考えていた。出来上がったものを見て、メンバーのポテンシャルを改めて感じた。あの空気は、今のV6だからできるんだろうな」と話す。


 10月26日にリリースされるベストアルバム『Very6 BEST』の曲目は、400曲以上あるV6のアーカイブを議論しながら決めたという。「6人+エイベックスの音楽チーム、マネジャーみんなで議論して、全員が納得して作れたこのベストアルバムは、本当に“ベスト”なんじゃないかと思う」(坂本昌行)。それぞれが楽曲に抱いていた思いを明かす場面も多かったというその時間は、“活動の答え合わせ”にもなったようで、長野博は「このタイミングでメンバーみんなとそれができて本当によかった」と語った。


 また、V6が最後まで単独ドーム公演をやらなかったことについて、三宅健がライブに対するポリシーを明かしている。26年間6人で歩き続けたことについては、井ノ原快彦が前社長のジャニー喜多川氏の言葉を引用しながら説明。そして森田剛は「その中で僕たちはやり切れた」とすがすがしく言い切った。


 ソロインタビューのほか、全員参加の座談会では、ベストアルバムに収録されている撮り下ろしMV「Full Circle」や現在開催中のライブツアーの話も訊いている。