プロフィギュアスケーター無良崇人が2年ぶりにレース活動を再開。ヤリスカップに参戦決定

プロフィギュアスケーター無良崇人が、今年から始まった新しいワンメイクレースシリーズ、TOYOTA GAZOO Racing YARIS CUP東日本に挑戦することが決まった。86/BRZレースに参戦経験もある無良は10月9～10日にスポーツランドSUGOで開催される東日本・第4戦にエントリー。2019年7月に出場した富士スピードウェイの86/BRZレース以来、およそ2年ぶりのレース活動再開となる。

　2018年3月にフィギュアスケートの競技生活を引退した無良は、プロフィギュアスケーターに転身。同年5月からアイスショー「浅田真央サンクスツアー」に主要キャストとして参加し、今年の4月27日に横浜アリーナで行われた千秋楽公演まで、3年間で日本全国のべ50会場、全202公演に出演した。

　本業のフィギュアスケーターとしての活動や解説者、後進の指導などの仕事に軸足を置きながら、2019年には多忙なスケジュールの合間を縫って86/BRZレースに参戦したが、その後はコロナ禍の影響もありレース活動の継続が困難な状況が続いていた。今回はその86/BRZレースに参戦したときと同じ、茨城ワクドキクラブからの参戦が決まった。

　実戦からは遠ざかっていたが、昨年11月には富士スピードウェイで行われた艦隊これくしょん（艦これ）のイベント「鎮守府うなぎ祭り」に“無良提督”としてゲスト参加し、自身が86/BRZレースで駆ったトヨタ86でデモランを行うなど、日ごろモータースポーツにあまり馴染みのないファンの方々にも自動車レースの楽しさをアピール。

　また、8月にJ SPORTSで放送された「ル・マン24時間レース2021」の生中継では、なんとゲストコメンテーターとして登場し、いつものフィギュアスケート解説者とはまたひと味違った一面を披露した。

　今週末10月2～3日には、さいたまスーパーアリーナで開催されるアイスショー「木下グループpresentsカーニバル・オン・アイス2021」にも出演が決定。わずか１週間でプロフィギュアスケーターからレーシングドライバーに早変わりする無良の活躍が今から楽しみだ。








　無良崇人が出演した「浅田真央サンクスツアー」が“リンクから展覧会”へとカタチを変えて、大型スクリーンの映像や実際に着用した衣装が展示される「浅田真央サンクスツアー展」が10月4日（月）まで、ジェイアール名古屋タカシマヤで開催中。
https://www.jr-takashimaya.co.jp/cp/2021mao/