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婚活中の男性6割が「結婚や恋愛の相談をする人がいない」、その理由は?

2021年09月29日 10:11  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
IBJは9月27日、「普段の生活における出会いと婚活」に関する調査結果を発表した。同調査は8月10日~23日、結婚相談所ネットワーク「日本結婚相談所連盟」に登録する結婚相談所の会員1,875人を対象に、インターネットで実施した。


普段の生活の中(結婚相談所の活動以外)での出会いの有無を尋ねたところ、75.8%が「ない」と回答した。



異性との出会いがない理由としては、「職場に独身の異性が少ない(いない)」が最も多く、次いで「仕事とプライベートを分けたい」「仕事とプライベートを分けたい」「理想の異性がいない」となっている。「リモートワークで人と会わない」という声もあった。


結婚相談所の活動を始めてからの変化について聞くと、2人に1人が「身なりに気を使うようになった」と回答した。「普段から出会いを意識するようになった」「ストライクゾーンが広がった」という声も多い。結婚相談所の活動外でもアンテナを張ることで自身が本質的に求める相手に気づくきっかけにもなり、結婚相談所での活動が、普段の生活における出会いの可能性を高めていると考えられるという。


恋愛や結婚に関する相談相手がいるか尋ねると、男性の6割、女性の3割が「いない」と回答した。特に男性は、年齢が上がるごとにより顕著に表れる傾向がある

恋愛や結婚に関して、相談しない理由について聞くと、「話をできる人がいない」「秘密にしている」という回答が目立った。中には「相談の仕方が分からない」という声もあった。


「相談できる人がいる」と回答した人に、それはどのような人であるか尋ねたところ、「友人」が最も多かった。「既婚者の経験談を参考にさせてもらっている」(30代・男性)など、家庭を持つ人に相談するという声も挙がっている。次いで「両親」の回答が多くなり、理由としては「身近にいるからすぐに愚痴を言えるし、結局親は自分の最大の味方でいてくれるから」(30代・女性)などだった。


仲人との関係性について聞くと、最も多い回答は「相談に乗ってくれる存在」だった。その理由としては、「忙しい中でも時間を割いて、気が済むまで話を聞いてくれて、いつも心の支えになっています」(30代・男性)、「親の反対を押しきって他県へ嫁ぐかどうか悩んだとき、第二の母の様に接してくれました。間違った選択をせず、親との関係も壊れず済みました」(20代・女性)などだった。


活動中、印象に残っている仲人の言葉を自由回答で答えてもらったところ、「すべての女性から好かれるのは、どんなに素敵な男性でも不可能です。好かれるのは1人の女性でよいのです。そのご縁あった女性を大切にしていきましょう」(50代・男性)、「想いが重いにならないように」(30代・男性)、「男女ともに働いていて、結婚の必要性が薄れてきているからこそ、一緒にいたいと思えることが大事」(20代・女性)などのコメントが寄せられた。(フォルサ)