スポーツテック企業の株式会社ユーフォリアは、スポーツ科学領域における研究開発を行う組織として「ユーフォリアスポーツ科学研究所」の設立を発表。同社はこれまで、スポーツ選手の怪我予防やパフォーマンス発揮のためのソフト「ONE TAP SPORTS」の提供を行ってきており、そこで得た知見を生かすとのことです。
「ONE TAP SPORTS」とはコンディション管理ソフト「ONE TAP SPORTS」は、スポーツ選手の体調・コンディションを可視化し、スタッフが状態を把握する機能を搭載しています。選手がコンディションをスマートフォン・タブレットから入力すると、トレーナーや栄養士などのスタッフは、選手全員の体調を毎日簡単に、詳しくチェック可能。スポーツ大会やイベント開催時の参加者の検温をはじめとした体調の記録にも利用できます。
さらに「ONE TAP SPORTS」では、これらの測定データから選手の成長分析も実施します。体組成データやフィジカルテストの結果など、取り貯めたデータはグラフとして表示が出来るほか、チーム内での比較も可能。体成分分析装置InBody(インボディ)といった外部測定機器と連携して、外部からのデータの取り込むことができます。
社会課題の解決にも挑戦そしてユーフォリア社は、上記事業を通じて取得したスポーツ科学領域における知見およびデータを生かしながら、外部研究者とともに研究開発を行っていくための組織として「ユーフォリアスポーツ科学研究所」を設立しました。
具体的には、「ONE TAP SPORTS」の機能向上に加え、エビデンスに基づくスポーツ科学の知見の普及、スポーツ界でのデータ活用促進を推進していきます。