現在、新型コロナウイルス感染症に対処すべく各国の政府が国民にワクチン接種を呼びかけているが、ワクチン反対派の人たちがいることも事実だ。そんな中でアメリカでは公の場で「ワクチン接種しないで」と書かれた葬儀社の名前が入った広告宣伝車が注目を集めているが、実はこの広告には別の意図があったようだ。『The US Sun』『Crooks and Liars』などが伝えている。
「私は従来の(ワクチン接種推進)広告は機能していないと感じています。“Get the Shot”や“Go Get Vaccinated”といった普通のメッセージでは、他のメッセージの中に埋もれてしまうのです。」 「視点を変えて、人々に『なんてこった!』と衝撃を与えるようなことをしたかったのです。」 「私たちがこのような活動を行ったのは、人々にワクチンを接種してもらいたいからであり、あの広告のおかげで1人でも多くの人がワクチンを接種してくれれば大成功だと思います。たった一人でも、私にとっては価値のあることなのです。」
また米最大手のヘルスケアを中心に扱う総合広告代理店「CMI Media Group」の執行役員であるアンドリュー・ミラー氏(Andrew Miller)も「人々の話題を集める素晴らしいマーケティングキャンペーンである」と称賛しこのように語った。
画像は『AMERICA’S BEST PATRIOT Alison Boxxer 2021年9月21日付Twitter「“Vaccine is Full of Sh”」』『wilmorefuneralhome.com』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)