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サラ・ジェシカ・パーカー、57歳で死去した『SATC』親友に長文の追悼メッセージ綴る

2021年09月27日 09:51  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「ウィリー、あなたのそのすべてが恋しい」とサラ(画像は『SJP 2021年9月25日付Instagram「It’s been unbearable.」』のスクリーンショット)
女優サラ・ジェシカ・パーカーが現地時間25日にInstagramを更新し、21日に死去した『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』共演者ウィリー・ガーソンへの想いを明かした。他の共演者達が訃報が流れた同日に次々と追悼メッセージを寄せるなかで「まだ心の準備ができていない」とだけ記していたサラだったが、死後4日が経過した25日にウィリーとのツーショットなど10枚の写真とともに思い出を綴った。

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人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』で主人公キャリー・ブラッドショーの親友スタンフォード・ブラッチを演じた俳優ウィリー・ガーソンが、膵臓がんのため57歳の若さで死去したのは今月21日のことだった。同性愛者のタレントエージェントという役どころを演じたウィリーは、ドラマの中でその個性的なファッションや毒舌ながらも愛あふれる的確なアドバイスでキャリーから絶大な信頼を寄せられていたが、キャリーを演じるサラ・ジェシカ・パーカーとはプライベートでも30年以上にわたって大変親しくしていた。

ウィリーの訃報が流れた21日には、ミランダ・ホッブス役を演じたシンシア・ニクソンやシャーロット・ヨーク役のクリスティン・デイヴィス、そしてサマンサ・ジョーンズ役のキム・キャトラルの3人がそれぞれSNSに追悼メッセージを投稿。“ミスター・ビッグ”役で知られるクリス・ノースはInstagramにアイコニックなサラ&ウィリーのツーショット写真を公開し、2つのハート絵文字とともに「ウィリー」と記していた。大親友を失ったサラは、このクリスの投稿に「まだ心の準備ができていないわ」とコメントするのが精一杯だったようだ。

そしてウィリーの死から4日が経過した現地時間25日、サラがようやく自身のInstagramを更新。ウィリーとの10枚に及ぶ思い出の写真を公開し、「耐え難い悲しみ」のなかで長文をしたためた。ウィリーの死後数日間、口を閉ざしていた理由を「時に沈黙こそが気持ちの表れだということもある」と述べたサラは、30年以上にわたる友情を失った大きな悲しみや『SATC』の撮影現場でウィリーとともに過ごしたたくさんの時間、ロードトリップや深夜の長電話といった数々のエピソードに言及。そしてドラマの中のキャリー&スタンフォードとしてだけでなく、サラ&ウィリーとして互いが共有した貴重な思い出と本当の友情を回想した。


「ウィリー、あなたのそのすべてが恋しいわ。あなたと過ごした最後の時間を私は繰り返し頭に思い浮かべてる。あなたが最後にくれたメッセージの1つ1つを読み返して、最後の電話をペンで書き留めるわ。」

「私はあなたがいなくなってしまった後にできた心のクレーターを、これらの素晴らしい思い出やこれから出てくるであろうたくさんの思い出で埋めることにするわね。」


悲痛の胸のうちをそう記したサラは、ウィリーがシングルファーザーとして育てていた養子のネイセンさんにも言及し「これまでも、そして今もあなたはウィリーの人生の光であり、あなたのパパであることが彼の人生最大の偉業でした」と愛息へ深い哀悼の意を表した。


『SATC』は続編を望むファンの熱いラブコールに応え、昨年12月に『And Just Like That…』の制作が発表されており、続編では10話の放送が予定されている。ウィリーの死が今後のドラマ撮影やストーリー展開にどう影響するかは現時点で明らかにされていないが、ウィリーはこの夏、サラやシンシアらとニューヨークで元気に撮影に臨む姿が目撃されていたところだった。

画像は『SJP 2021年9月25日付Instagram「It’s been unbearable.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)