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コロナ対策と禁煙化でパチンコ店が快適空間に!? 元ホールリーダーが感じたこと

2021年09月26日 06:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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コロナ禍に突入して真っ先に槍玉にあげられたパチンコ店とその客。そのパチンコ店が全面禁煙化とコロナ対策もあいまって、大きく変わろうとしています。

筆者は、約二十年前にパチンコ店のホールリーダーを経験。また、一時期パチンコ・パチスロに狂い人生が崩壊した経験もあります。そのため、パチンコ店には近づかないようにしていました

そうした中で最近、お笑いコンビ「かまいたち」がYouTubeで懐かしいパチンコ・パチスロの思い出話や、初代パチスロ北斗の拳を昇天させるまで打つという企画をやっているのについ見入ってしまいました。そこで「今のパチンコ店はどうなっているんだろうか?」とあの時の気持ちが再燃。先日、吸い込まれるようにホールに入ってしまったのです。

お店に入って衝撃が走りました。タバコを吸わない、一人が好き、隣に座られると嫌などのわがままな気質の筆者には最高の環境が整っていたのです。(文:柔道整復師 ちばつかさ【公式サイト】)

下手な喫茶店よりも快適空間


筆者の僕がホールリーダーをしていた約二十年前。タバコが当たり前だった時代のパチンコ店は店内が白くなるくらいに煙く、入店して1分もすれば全身タバコ臭くなるのが標準でした。台周りはタバコの灰で汚れ気味で、頻繁に灰皿を交換しなければいけなかった。

大当たりがでないことに腹を立てた人が、台にタバコを押し付けることも。あれから二十年、その間にパチンコ店は変化を遂げ、今では禁煙です。先日行った店内、タバコの匂いがどこにもなく、むしろコロナ対策で換気や空気清浄が徹底されていて、下手な喫茶店よりも綺麗な空気が流れていたように感じました。

また、コロナ禍でパチンコ店が危惧されていたことの一つに"台と台との近さ"があります。実際、足を少し広げれば隣の客に触れるくらいの間隔で台を設置する店も多かったです。一人で遊ぶのが好きで、隣にリーチや大当たりを見られたくなかった筆者にとってはこの隣との距離はなんとも息苦しいものでした。

しかし、先日入ったお店は、コロナ対策として台と台の間にアクリル板が設置されていて、距離は近いものの隣から覗かれている感じがあまりないです。元々、コロナ禍の前から台と台の間のしきりがあるお店はありましたが、コロナ禍によってさらに普及しているようです。

快適だからといってハマり過ぎにはご注意を

パチンコ店に汚くて怖いイメージを抱いている人も多いかもしれません。タバコ臭かったり、お金をかけての遊技なので危なそうだったり。でも、そんなイメージは年々改善されてきている気がします。

爆裂機とよばれた4号機が全盛期だった頃にパチンコ・パチスロ泥沼人生を送っていた筆者ですが、先日はその血はまったく騒がず、小さくサクッと小勝ちして終わりました。懐かしさを感じながら快適に時間を過ごせた現在のパチンコ店でした。ただし、あくまでも遊技は計画的に、楽しむ程度であることをオススメします。楽しむ程度であれば、年々進化するパチンコ店に吸い込まれてみてもよいかもしれませんね。(店内が快適だからといってハマりすぎにはご注意を)

【筆者プロフィール】ちばつかさ

合同会社komichi代表。柔道整復師、メンタルケア心理士、心と体のコーディネーター、元プロ野球独立リーグ選手。東京と福井で投げ銭制の接骨院を運営しのべ10万人近くの心と体に向き合ってきた。野球経験とコーチングの経験を活かし都内で「野球を教えない野球レッスン」を運営。レッスン卒業生がU12侍ジャパンの代表に選出された。現在、公認心理師を目指しアラフォーで大学在学中。児童相談所夜間補助員で三児の父。