金曜日の夜に出された予報どおり、ソチは金曜日の深夜になってから雨が降り始め、その雨は土曜日になっても続いている。
午前10時30分に予定されていたFIA-F2のレース1は、一旦遅延された後、午前10時45分に延期を決定した。レースディレクターを務めるマイケル・マシは、今後の予定について「雨の状況を見ながら、その都度判断する」と述べた後、こう続けた。
「今日の予定のなかで最も優先されるべきは、午後3時に予定しているF1の予選だ。もしコンディションが整わなかった場合は、これまでも何度か行ってきたように、整うまで遅延を繰り返すことになる」
問題はいつまで待つのかだ。
「ソチの日没時間が午後6時11分ということと、この天候を考えれば、そんなに遅くまで待つことはできないだろう。もし、F1の予選を土曜日中に行うことができなければ、日曜日に天気が回復すればの話だが、日曜日の午前中に行うことになるだろう」(マシ)
ソチ・オートドロームは、午前11時をすぎて、雨脚が強くなり、雷鳴が轟き始めた。1時間後に予定されているフリー走行3回目が遅延または中止になる可能性は極めて高くなってきた。