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石田桃香、4度目の「週チャン」登場 グラビアで新しい側面を披露

2021年09月23日 19:21  リアルサウンド

リアルサウンド

『週刊少年チャンピオン』42号

 グラビアアイドルの石田桃香が9月16日発売の『週刊少年チャンピオン』42号(秋田書店)の表紙&巻頭グラビアに登場した。同誌で表紙を飾るのは、今回で4度目。付録として、両面BIGポスターもついてくる。


■どこかアンニュイで大人っぽい石田桃香


 勢いよく海へと飛び込んだのか、髪を濡らし、Tシャツの裾を絞って水を落としながら登場する石田桃香。大阪府出身で名前に「桃」とついていることから「浪速のピーチ姫」とも称される彼女だが、ふっくら熟れた体もまた果実の桃のようで。それが太陽の光と流れる水滴によって、さらにみずみずしさを増しているのが印象的だ。


 続くページでは、ブラウンの無地のビキニを着用。茶色く染まった髪色とも重なって、とてもよく似合っている。そして、ふとした瞬間の何か言いたげな表情がとても色っぽい。


 他誌含め、これまで見てきた石田桃香のグラビアは、大なり小なりコンセプチュアルで、誰の妄想世界にも現れてくれるようなピュアさが感じられたが、今回のグラビアには、明るく笑っているカットが一枚もなく、アンニュイさが漂っているように見えた。夏の暑さが呼び起こす気怠さ。春先から一気に痛いほどの暑さがやってきたかと思えば、じんわりその熱を残して去っていく身勝手さに翻弄される夏。キャミソールとスカートをあわせた格好で、芝生にちょこんと座っている姿には、まるで失恋に数日間落ち込んでいるかのような切なさがあるような気がした。燃えに燃えた夏の終わりの虚しさ。茶色い瞳が、しっかりとその去り際を見届けている。


 そのあとは、室内でのカットが続いている。花柄の黒い水着でキッチンのような場所に座っているカットは、左側の窓から光がさしており、顔の左半分と右半分で陰影ができているのが面白い。誌面の「Q&A」にて、初登場からの変化を聞いた問いに対し「表情のバリエーションが増えて、少し大人っぽくなりました!」と答えている通り、左右非対称に写る顔つきの奥ゆかしさにドキドキしてしまう。


 ラストを飾っているのは、白のシンプルなランジェリーカット。相変わらず笑顔のカットはないが、衣装の清楚さもあいまって、石田桃香らしいピュアさがいちばん感じられるシーンとなっている。表情が大人っぽく変化しようとも、純粋なグラビアへの愛は変わらない。またひとつ、石田桃香の新しい側面に触れられたような実感の残るグラビアだった。