企画展「トキワ荘の少女マンガ」が、明日9月18日から12月5日まで東京・トキワ荘マンガミュージアムにて開催される。
【大きな画像をもっと見る】「トキワ荘の少女マンガ」は、トキワ荘に住んでいたマンガ家の手がけた少女マンガに焦点を当てた企画展。手塚治虫が入居した1953年から山内ジョージがトキワ荘を去った1962年までの10年間に絞った少女マンガ作品リストが展示されるほか、直筆・複製原稿、当時の雑誌などを用いて、少女マンガの世界感の中で作品を紹介する。また少女クラブ(講談社)の編集長・丸山昭氏とマンガ家たちの絆や、「いずみあすか」「U・マイア」名義の合作マンガを観ることができる。
本日9月17日には記者発表およびプレス内覧会が開催され、かつてのトキワ荘の住人だった水野英子と、高野之夫豊島区長が参加。水野は「今回、『トキワ荘の少女マンガ』という珍しいテーマで企画展を開催していただき、大変うれしく思っています。今回の企画展は大変貴重で、少女マンガの活動がこれから本格的に始まるという初期のものを見ることができます。トキワ荘マンガミュージアムでしかできない企画展だと思いますので、ぜひご覧ください」と語り、高野区長は「トキワ荘に住んでいた9人の先生方の膨大な作品を改めて調査・リスト化し、紹介できることを光栄に思います。ぜひ見に来てください」とアピールした。
■ 企画展「トキワ荘の少女マンガ」
日程:2021年9月18日(土)~12月5日(日)
時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
料金:大人500円、小中学生100円、未就学児・障がい者手帳の提示者および介助者無料