トップへ

アパレル業界のIT化を進める革小物ブランド「ワンマイラー&デトランズ」がデビュー、NFCチップでDX目指す

2021年09月17日 13:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

写真
KeepAliveが、IT企業ならではの視点でアナログプロダクトを新たに進化させるプロジェクトの一環として、革小物ブランド「ワンマイラー&デトランズ(Onemiler & Detrans)」を立ち上げた。公式オンラインストアで予約販売を行っている。商品デリバリーは11月頃を予定。

 同ブランドは「Best 1mile.ワンマイルの自由を楽しむ。」をテーマとした革小物ブランド。家の近所や街を歩いて周るほどの1マイル(1.6キロメートル)をよそ行きとは違ったリラックス感で楽しめるようなアイテムを展開している。デザインは、フランスなどでデザインを学び、革小物を扱う老舗会社で経験を積んだ鮫島雄貴が手掛けている。
 全てのアイテムのボディには、イタリア トスカーナ産の最高級牛革、ハンドル部分やネックストラップには姫路産のエンボス加工を施した牛革を使用。最高品質の素材を使いつつ、裏地や芯材を排除し金具にダメージ加工を施すことでリラックス感を演出している。なお、最高級素材の使用などによる価格高騰をおさえるために、卸を行わず自社オンラインでのD2C販売を採用している。

 また、UI(ユーザーインターフェイス)の観点から機能性を重視。バッグのアタッチメントの取り付けや小物の開閉部には、ベルクロ式の面ファスナーを採用しているほか、TPOによりインナーバッグを変えられるバッグやストラップと小物類を自由に組み合わせられるアイテムを取り揃えている。ダブルハンドトート(9万6800円)やハンドル付きクロスボディショルダー(3万8500円)、コンパクトウォレット(2万2000円)、スマホポケット(2万2000円)、スマートタグ付きキーリング(7150円/いずれも税込)などを販売している。
 現在「b8ta Tokyo – Yurakucho」で商品展示を行っており、SuicaなどのICカードに用いられているNFCチップを利用したクーポンによってディスカウント価格で対象商品を購入することができる。今後、商品に埋め込んだNFCチップを使ったサービスの展開を計画するなど、ブランドを通じてDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させていきたい考えだ。


■ワンマイラー&デトランズ:公式オンラインストア ■b8ta Tokyo – Yurakucho住所:東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル1階公式サイト