そんな中、株式会社SBI証券は、2019年12月に日本電気株式会社(NEC)が提供する「NEC AI 不正・リスク検知サービス for 証券」を導入し、相場操縦など不公正取引の審査業務の強化・効率化を図っています。
そしてこのたび、業務負荷が高いとされるインサイダー取引の審査業務にもAIを導入し、2022年度より運用を開始すると発表しました。
審査業務にかかる時間を約90%短縮今回導入されるAIは、SBI証券が保有する数年分のインサイダー取引に関する取引データや重要事実データ、株価データ、内部者データなどを学習。そして、NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」のひとつで、データ同士の関連性から多数の規則性を自動で発見し、分析に必要な規則性を自動で適応することができる「異種混合学習技術」を活用しています。