アップルが新型モデル「iPhone 13」発表、画面上部のノッチが約20％縮小

アップル（Apple）が、アメリカ現地時間9月14日に「Apple Event」を開催し、新型iPhone「iPhone 13」「iPhone 13 mini」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」を発表した。iPhone 13が9万8800円～、iPhone 13 miniが8万6800円～、iPhone 13 Proが12万2800円～、iPhone 13 Pro Maxが13万4800円～。17日21時から予約受付を開始し、24日に発売する。

　iPhone 13とiPhone 13 miniは、超広角と広角の2つのレンズを斜めに配置したデュアルカメラシステムを採用。A15 Bionicを搭載し、処理性能が50％向上したほか、「iPhone 12 Pro Max」と同等のセンサーレベルでの手振れ補正をiPhone 13 miniでも対応。また、動画撮影では新たにシネマティックモードが追加され、フレームに人が入ろうした際や、ピントが合っている人が後ろを向いた際にiPhoneが自動でピントを合わせることが可能に。デザインはスクエア型で、画面上部のノッチは約20％縮小した。また、バッテリー駆動時間もパワーアップし、これまでと比べiPhone 13は最大2.5時間、iPhone 13 miniは最大1.5時間長く動作する。カラーはスターライト、ミッドナイト、ブルー、ピンク、レッドの5色を用意する。
　iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxは、サファイアクリスタル製レンズを広角、超広角、望遠の3つ搭載。新たなカメラシステムによって、約2cmの距離でもピントが合わせられるマクロ撮影が写真と動画で可能となった。すべてのカメラがナイトモードを搭載しており、望遠カメラでは77mmの焦点距離を3倍の光学ズームで撮影できる。バッテリー駆動時間はiPhone 13 Proが最大1.5時間、iPhone 13 Pro Maxが最大2.5時間長くなり、容量は最大で1TBを用意。シエラブルー、シルバー、ゴールド、グラファイトの4色を展開する。

■アップル：iPhone 13＆iPhone 13 mini／iPhone 13 Pro＆iPhone 13 Pro Max