アップルが新作iPadとiPad miniを発表、人に合わせて自動でフレームを調整する機能を追加

アップル（Apple）がアメリカ現地時間9月14日、「Apple Event」をオンライン上で開催し、第9世代iPad、第6世代iPad miniを発表した。いずれも予約受付を開始しており、9月24日に発売する。

　iPadはA13 Bionicを搭載し、処理性能が20%向上。インカメラのTrueDepthカメラは1200万画素の超広角カメラを備え、FaceTimeやZoom、TikTokなどにも対応する動画内の人を追尾してフレームを自動で調整するセンターフレーム機能が追加された。カラーはスペースグレーとシルバーの2色を展開し、価格は3万9800～。
　iPad miniは、サイドにTouch ID対応のボタンを用意するなどデザインを刷新。ディスプレイは8.3インチに拡大し、全画面仕様に変更された。A15 Bionicチップを搭載で処理性能は最大40％高速化。TrueDepthカメラはiPad同様に1200万画素の超広角カメラで、センターフレーム機能が追加された。また、動画視聴などで快適な横向きのステレオスピーカーを搭載。LightningポートはUSB-Cに変更され、第2世代のApple Pencilに対応する。カラーはスペースグレイ、ピンク、パープル、スターライトの4色を用意し、価格は5万9800円～。