2021年F1第14戦イタリアGPの決勝レースが行われ、ハースのミック・シューマッハーは15位、ニキータ・マゼピンはリタイアでレースを終えた。
■ウラルカリ・ハースF1チーム
ミック・シューマッハー 決勝=15位
個人的には、いいレースだったと思う。戦略についての判断は正しかったし、レース中のコミュニケーションも適切だったと感じている。レースのスタートでは、前方でいろいろなことが起きて、さらにその後セーフティーカーが入ったことで、おもしろい状況が生まれた。今回はリスタートもうまく決めて、戦うことができたよ。残念ながら、フロントウイングに少しダメージを負ってしまったけど、全体として今日のレース運びには満足してもいいと思っている。
■ウラルカリ・ハースF1チーム
ニキータ・マゼピン 決勝=リタイア
僕の感じたところでは、パワーユニットのトラブルだと思う。突然パワーがなくなった。そのまま走り続けると、ユニット全体が完全に修復不能になる危険があったようだ。チームから、すぐにクルマを止めろと指示されたからね。
ミック(・シューマッハー)との件については、彼がターン4への進入ですごくブレーキングが早かったから、単純にそこへノーズを突っ込んだ。だけど、当然のことながら、彼もそのコーナーを曲がる必要があって、ターンインしてきたんだ。結果として、ああいうことになって申し訳ないと思っている。あれは僕のミスだが、レーシングインシデントだ。もちろん、自分がやったこと、結果として起きたことは残念に思っている。
その後、僕はタイヤにフラットスポットを作り、ウイングの翼端板も半分失って、ピットストップを強いられた。そして、ご存知のように、最後はエンジンに「さよなら」と言われたんだ。