2021年F1イタリアGP決勝で、アルピーヌのフェルナンド・アロンソは8位、エステバン・オコンは10位だった。
■アルピーヌF1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝=8位
今回はあまり競争力のない週末で、金曜の予選で13番手と14番手だったことを考えれば、レースではポテンシャルを最大限に生かせたと思う。概して孤独なレースだったが、2台がポイント圏内でフィニッシュできたのは、チームとしていい結果だった。この成績は、レース運び、戦略、ピットストップのすべてが良かったことの証しだと思う。
こうして苦手のモンツァを終えて、次のレースではまた高い競争力を発揮し、選手権ポイントの大量得点を目指して戦えることを願っている。
■アルピーヌF1チーム
エステバン・オコン 決勝=10位
忙しいレースだった。1点でも獲れるのはいいことだけど、もう少し運に恵まれれば、もっと多くのポイントを獲得できたはずだ。
スタートはうまく決まって2つほど順位を上げたものの、ニコラス(・ラティフィ)にポジションを返さなければならず、それがタイムロスにつながった。その後、セバスチャン(・ベッテル)といいバトルをしていたが、ターン4で接触し、それに対して5秒のタイムペナルティを科せられた。こちらのクルマにダメージはなかった。タイヤ交換には最適のタイミングでセーフティカーが入ったのに、ピットストップでペナルティを消化しなければならなかったのが痛かったね。本当なら、あそこで大きく稼げるはずだったんだけど。
どちらの出来事についても(ラティフィとベッテル)判定には納得できないけれど、まあ、ありがちなことで仕方がない。わずか1ポイントというのは、この週末のチームの仕事を正しく反映していない。もっと多くの得点をするポテンシャルはあったからだ。