2021年F1イタリアGP決勝で、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは5位を獲得した。
ペレスは8番グリッドからミディアムタイヤでスタート、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンのアクシデントでセーフティカーが出動した際にハードタイヤに交換し、4番手で復帰した。しかしシャルル・ルクレール(フェラーリ)を抜いて3番手に上がった際にターン5でコース外を走ったことで、「継続するアドバンテージを得た」と判断され、5秒のタイムペナルティとペナルティポイント1を科された。ペレスは3番手でフィニッシュした後、タイム加算で5位に降格された。
クリスチャン・ホーナー代表は、ペレスのペナルティについて次のようにコメントした。
「チェコは非常に不運だった。レース運営側からポジションを戻すようにという指示がなかったため、難しい状況だった。そのまま走り続けるかどうかの決断を下さなければならず、続けることにした。その後、チェコはペナルティを受けたのだ」
■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス 決勝=5位
波乱に満ちたレースだった。表彰台を逃したのは本当に残念だ。
ペナルティについては、もっと広い視野で見てほしかった。僕はシャルルの前に出ており、あれは僕のコーナーだったんだ。でも仕方ないから、挽回に努めた。
僕たちとしては、チームとして可能なベストのレースをした。ただ、前のマシンについていくのがすごく難しく、オーバーテイクができなかった。マクラーレンは本当に速くて、倒すことは困難だった。今週末の彼らは堅実な仕事をしたね。特にストレートが速くて、ついていくのが難しかったし、トラクションも強力だった。そのため、僕は一度も彼らを脅かすことができなかった。
ここは僕たちが得意とするコースではなく、それほど強くなかった。次のロシアに期待しよう。シーズンにはまだ長い道のりが残っている。