9月11日、宮城県のスポーツランドSUGOで開幕したスーパーGT第5戦。公式練習では、終了直前の専有走行の時間帯で、好調な走りをみせていたTeam LeMans Audi R8 LMSがクラッシュ。右リヤを大きく破損していたが、チームの懸命な作業により、9月12日の決勝に向け見事修復された。
2021年からTeam LeMansと本山哲がコラボレーションし、アウディR8 LMSを走らせているTeam LeMans w/MOTOYAMA Racing。迎えた第5戦SUGOでは、同じくアウディを使うHitotsuyama Audi R8 LMSとともに公式練習から好タイムをマークしていたが、終了直前の専有走行の時間帯、3コーナー立ち上がりでスピン。ガードレールにクラッシュしてしまった。
幸いドライブしていた本山に怪我はなかったが、Team LeMans Audi R8 LMSは右リヤが大破。幸いフレームは使用できる状態で、チームは予選をスキップし、9月12日の決勝に向けて修復をスタートさせた。
作業は大がかりなものになったが、急遽Audi Team Hitotsuyamaの一ツ山亮次代表の協力もあり、静岡県のAudi Team Hitotsuyamaから多くのスペアパーツがSUGOまで運ばれた。また、アウディR8 LMS EVOはアウディジャパンの協力で、毎戦パーツサービスのトラックが控えており、夜の3時30分ごろには見事修復。Team LeMans Audi R8 LMSはカラーリングも仕上げられ、いつでも走り出せる状態となった。