2021年F1第14戦イタリアGPの予選が行われ、6~10番手のドライバーが金曜日を振り返った。6~10番手のドライバーはピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)だ。
■アルファロメオ・レーシング・オーレン
アントニオ・ジョビナッツィ 予選=10番手
ティフォシの前でQ3進出を達成できてすごくハッピーだ。信じられないよ。僕らは最初から堅実で、Q1とQ2でもいいラップで6番手と7番手につけられたし、いい結果を得られることは分かっていた。
Q3ではフレッシュなタイヤが1セットしかなかったため、あまり前進できなかったが、それでも10番手を獲得できた。このポジションがスプリントレースのためだけのグリッドであっても素晴らしい結果だし、最高のポジションからスタートもできる。
明日はいいスタートを切る必要がある。レースはピットストップも作戦も何もないが、日曜日に向けてしっかり準備すべきことは分かっている。すごくアグレッシブなドライバーが何人かいるけど、チャンスをしっかりものにしていかないといけないね。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス 予選=9番手
今日の予選では苦戦した。明日のスプリントレースで、ポジションを上げていくことを目指すが、DRSトレインのなかで走ることになり、簡単ではないだろう。
今日走ったロングランは期待できそうだったし、レース中にはいろいろなことが起こり得るから、状況を見ていくよ。楽しみだ。
日曜に強力なレースができるよう、パフォーマンスを最適化していきたい。
■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 予選=8番手
今日の予選は僕にとって本当にタフだった。セッションを通じてエンジンブレーキの電子制御に問題があった。特にQ1はトリッキーだったが、Q3ではわずかに改善されていた。明日は大丈夫だろう。
あらゆることを考慮すると、8番手はいい結果だ。日曜日のレースのためにいいスターティングポジションを確保すべく、スプリントレースでポジションをいくつか上げられるようにがんばるよ。
■スクーデリア・フェラーリ
カルロス・サインツ 予選=7番手
今日は昨年以来僕らがしっかり前進できていることを示せたと思う。Q3では2台ともいい仕事ができた。もちろんもっと上位につけたかったし、ティフォシの前ではその気持ちはさらに大きかったが、今日はマシンから最大限を引き出せたと思う。トラフィックのためQ1はかなりトリッキーで、僕らがトップ5から少し離されているとすぐに悟らざるを得なかったことは残念だった。
それにも関わらず、セッションを通じて改善していき、最後にはいいラップにまとめられ7番手を確保できた。全体的には堅実なセッションだった。明日に向けてまずまずのスターティングポジションだし、スプリントレースと日曜日にポジションを上げる戦いをしていくよ。
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 予選=6番手
とても満足のいく一日だった。すべてを出し切って、いいラップを走り、6番手に入った。特にQ3ではすべてをうまくまとめることができて、ポテンシャルを最大限引き出したと思う。難しい予選だった。ここでは誰もが何とかしてトウを得ようとしていたちごっこを続けるんだ。
クリーンラップを得ることが重要で、今日はそれができたので、とても満足している。今年予選で6番手以上に入ったのはこれで11回目だと思う。チームが素晴らしい仕事をしてくれている証だよ。
明日は18周の激しいレースを戦うことになる。前のグループについていって、日曜決勝に向けて良いスタートポジションを確保したい。