「公開記念第二弾舞台挨拶 全員リョーマ!」の様子。 許斐剛が原作・製作総指揮を務める劇場アニメ「リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」の公開記念第2弾舞台挨拶「全員リョーマ!」が、本日9月11日に都内で行われた。
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この日の舞台挨拶には、許斐に加え、ミュージカル「テニスの王子様」の歴代越前リョーマ役キャストが集合。柳浩太郎、阪本奨悟、高橋龍輝、小越勇輝、古田一紀、阿久津仁愛、今牧輝琉が登壇し、初代不二周助役でリョーマ役も務めたKIMERUがMCを行った。許斐はKIMERUを含む8人のリョーマを前に「奇跡が起こった」と感慨深い様子。またKIMERUも「僕も同窓会気分です」と述べる。さらに来場が叶わなかった2代目リョーマ役の遠藤雄弥、3代目リョーマ役の桜田通からのコメントがKIMERUにより代読されると、会場からは大きな拍手が起こった。
スクリーンに映し出された登壇者たちの当時の写真を見た古田が「各々顔は似ていないのに、リョーマに見える」と語ると、一同共感したようにうなずき合う。またリョーマを演じるうえで意識していたことを問われた阪本の「前髪を意識していました」という回答に、小越やほかのキャストも賛同し、トレードマークのキャップからのぞく前髪にこだわりがあったことを明かした。また阿久津は「リョーマの運動量が多いので、いかに息が上がらずにクールにできるかを考えていました」、今牧は「地声が低いので、声を高く演じようと思っていました」、柳は「笑わないようにクールなリョーマを演じようと思っていました」とそれぞれ意識したこと語り合う。その言葉に許斐は「柳くんががんばってくれたから、今のリョーマがあると思うよ」と、18年続く「テニミュ」への思いを伝えた。
今回の映画のお気に入りのシーンを尋ねられた高橋は、リョーマと桜乃との教会シーンを挙げ、「あのシーンを観たとき、もう一度テニミュをやりたいと思いました!」とコメント。さらにKIMERUが「僕も代役としてリョーマを演じさせていただきましたが、南次郎とのシーンは、当時を思い出してジーンときました」と語ると、ほかの登壇者たちも同意し、南次郎とリョーマが対峙するシーンに対する特別な思いをにじませた。最後には許斐が、「この場に来てくれた8人と、劇場に足を運んでくれる皆さんに感謝します。これからも『リョーマ!』をよろしくお願いいたします」と語り、イベントを締めくくった。
なお9月18日には東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、「『リョーマ!The Prince of Tennis新生劇場版テニスの王子様』大ヒット御礼舞台挨拶」が開催される。イベントには許斐、越前リョーマ役の皆川純子、越前南次郎役の松山鷹志、竜崎桜乃役の高橋美佳子、ブー役の武内駿輔、フー役の竹内良太、四千頭身が登壇。全国の劇場にて生中継も行われる。また9月17日と24日には無発声での応援上映が開催予定だ。