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Apple Music、DJミックスに楽曲が使用された権利者を特定する技術を導入

2021年09月10日 15:11  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
Apple Musicは、DJミックスに楽曲が使用されているクリエイターを特定する新システムを開発した。この仕組みにより、今後はDJミックスで使用されている楽曲の権利者に対してもロイヤリティの支払いを行うとしている。


このシステムは、Shazamのテクノロジーにより、Apple Musicのミックスに使用される楽曲に関与する全てのクリエイターを適切に識別して支払いをできるようにするもの。また、DJに加えて、音楽フェスティバル、クラブ、コンサートプロモーター、キュレーター、インディレーベルといったDJミックスのサプライヤーにも公平に支払いが行われるようにしていくとしている。



Apple MusicのDJミックスには数千のミックスが公開されており、今後さらに多くのミックスが追加されていく。今回の新システムについて、ベルリンのStudio !K7レーベルのファウンダーであるHorst Weidenmueller、ベルギーのテクノDJのCharlotte de Witt、ダンス/クラブカルチャーメディアMixMagのディレクターNick Stevenson、EDMフェスティバルTomorrowlandのHead of MediaであるFilip TeerlinckといったDJ/クラブカルチャー関係者から歓迎するコメントが寄せられている。(大塚洋介)