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息子に頼まれ手書きしたシンカリオン→「マサルさんぽい」と話題に

2021年09月10日 09:01  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

息子に頼まれ手書きしたシンカリオン→「マサルさんぽい」と話題に

 ツイッターユーザーのリーヌさん(@jinusionei)の書いた文字が、「すごいよ!!マサルさん」っぽいとツイッターで話題です。


 4歳の息子さんに頼まれて無地のタンクトップに書いた「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」の文字。しかし手書きのせいか「うすた京介」先生感が漂ってしまっています……。作品に出てきてもおかしくないほどの「マサルさんっぽさ」。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


 リーヌさんの夫が買ってきたという、息子さん用の無地のタンクトップ。保育園に着せて行くためリーヌさんが名前を書こうとした際、無地だと味気ないなと思い、「何か描こうか」と息子さんにたずねたのが書くきっかけだったそう。


 息子さんは新幹線が大好きで、当然「新幹線!」と答えるだろうと思っていると、答えはまさかの「シンカリオン」。新幹線の絵は描いたことがあってもシンカリオンは描いたことがなかったリーヌさんは、文字のみで良いか尋ねると息子さんは快く承諾しました。


 しかしいざ油性ペンで書こうとすると、布に字を書くことに大苦戦。生地が伸びたり線がかすれたり……悪戦苦闘しながらもついに完成した手書きの「シンカリオンタンクトップ」。


 完成直後は特に何も感じなかったそうですが、その後夫に見せると「マサルさんっぽい」と言われ、初めてその「うすた先生感」に気付いたのだそう。


 ちなみに「すごいよ!!マサルさん」はかつて週刊少年ジャンプに掲載されていた、うすた京介先生の初連載作品。独特の世界観から放たれるシュールなギャグの数々は当時の読者に大きなインパクトを与え、今なお絶大な人気を誇る作品です。


 実はリーヌさん夫婦は共に同作の大ファンであり、うすた京介先生の誕生日を結婚記念日にしたというほどの熱の入りよう。「マサルさんぽい」というツイートが大きな反響となり「とても恐れ多い」と恐縮しきりの様子ですが、寄せられたコメントは「だばだば走りそう」「トレンディ」と多くのマサルさんファンから共感を得ている模様。


 それを知ってか知らずかはわかりませんが、息子さんはこのタンクトップを大変気に入り、ご機嫌で着ているとのこと。さらに「下にシンカリオン5体描ける?」というリクエストを受けたそうですが、それはさすがに拒否をしたとのことです。



<記事化協力>
リーヌさん(@jinusionei)


(山口弘剛)