ファンケルが、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進するため、10月1日に「サステナビリティ委員会」を設置すると発表した。代表取締役 社長執行役員の島田和幸氏を委員長とし、取締役、常勤監査役、執行役員によって構成。取締役会で決議する方針や戦略に関する事前審議のほか、目標に対する進捗管理や評価、個別施策の審議などを行い、定期的に取締役会に報告および提言する。
同社は2018年に「ファンケルグループ サステナブル宣言~未来を希望に~」を策定し、SDGsに足並みを揃え、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行ってきた。また、今年度から開始の第三期中期経営計画「『前進 2023』~逆境を超えて未来へ~」では、持続可能な社会の実現への貢献と、グループの持続的な成長を目指し、環境、健やかな暮らし、地域社会と従業員の3つを重点テーマに据え、サステナビリティを経営の中核としている。サステナビリティ委員会の設置により、スピード感を持ってサステナビリティ活動を推進することで、これらの重点テーマの目標を必達し中長期的に企業価値を向上させる。