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ブラッド・ピット57歳の今を語る「流行を追うのは疲れる」「気難しくなる」

2021年09月08日 12:51  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ファッションは「シンプルなものが良い」とブラッド・ピット
イタリアの家電ブランド「デロンギ(De’Longhi)」のグローバル・アンバサダーに起用されたばかりの米俳優ブラッド・ピット(57)が、自身のファッションスタイルについて語った。現在57歳となったブラッドは「年を重ねるごとに気難しくなる」と言い、「より快適さを求めるようになる」など以前とは好みが変化してきたことを明かした。

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1990年代のスタイルアイコンとして知られるブラッド・ピットは、ハンサムなルックスに多くの美女達との交際歴、ハリウッドの第一線で活躍など欲しいものすべてを手に入れたように見える。多くの女性にとって夢のような存在であり、多くの男性は彼のようになりたいと憧れていた。

米版『Esquire』が現地時間2日に掲載した電話インタビューでは、現在57歳になったブラッドが年齢を重ねるにつれて自身のファッションセンスがどう変化したかについて語った。

「もし僕にスタイルがあるとすれば、それはノースタイルだ。ユニフォームとは一味違う、モノクロームが好きだ。シンプルなものが良いね。縫い目のディテールや手触りが好きなんだ。」

シンプルなデザインに加え、ファッションには主に快適さを求めるようになってきているという。

「『ライカ(Leica)』のカメラの感触や時計の着け心地が好きなんだ。これ見よがしなのは好きじゃないけど、近くだと気付くと思う。裏地の触感がとても良い。僕にとってはこういったディテールこそが大切なんだ。流行を追うのは疲れる。僕は広告看板が嫌いでね。広告看板に自分が使われるのは嫌なんだ。」

「年を取るとより気難しくなるし、快適さがもっと必要になる。それは単純なことだと思う。強いていえば、快適さが決め手になるということだね。」

そう語るブラッドは、伊コーヒーブランドでコーヒーマシン市場では世界トップシェアを誇る「デロンギ」のイタリア語で「完璧な(Perfetto)」を意味する最新キャンペーン“Perfetto Campaign”のグローバル・アンバサダーに起用されたばかりだ。

毎日コーヒーを欠かさないというブラッドは「僕は真剣でプロフェッショナルな、こだわりを持ったコーヒー愛飲者なんだ。いつも朝には3杯のカプチーノを飲み、午後は仕事によってエスプレッソに切り替えることが多い」と同誌に明かした。

また「デロンギ」との仕事を選んだ理由について「僕はこういった仕事をほとんどしないようにしている」と言い、「だが、僕がデロンギと一緒に仕事をすることには意味があったんだ。自分の製品に自信があれば、人々に無理に押し付ける必要はない。デロンギ製品がいかに優れているかはすぐには分からないかもしれないけど、使っていくうちにその良さに気付くんだ。なぜなら質、つまりディテールが優れているからね」と説明した。

ブラッドが出演する「デロンギ」のCM映像は、映画『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督と制作チームが手掛けた作品だ。ブラッドが朝の海岸沿いをバイクで走ってコーヒー豆を買いに行き、自宅に戻ってから「デロンギ」の全自動コーヒーマシンで淹れたカプチーノを楽しむ様子が描かれている。



画像2枚目は『Esquire 2021年9月2日付Instagram「Brad Pitt says “If I have a style, it’s no style.”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)