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ビギが新ウィメンズブランド「デパリエ」を立ち上げ、デザイナーは大槻聡士

2021年09月07日 18:52  Fashionsnap.com

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「デパリエ」ニュウマン新宿店 Image by: FASHIONSNAP
「フラボア(FRAPBOIS)」などを展開するビギから、新ウィメンズブランド「デパリエ(DÉPAREILLÉ)」が2021年秋冬シーズンにデビューする。1号店はニュウマン新宿店 M2階に出店。9月8日のオープンに先駆けて店舗内部とファーストコレクションが公開された。

 デザイナーの大槻聡士は2001年に文化服装学院を卒業。「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)」「バルマン(BALMAIN)」などフランスのメゾンで11年間経験を積み、2012年に日本に帰国しベイクルーズに入社。2016年にはビギの新業態「プルミエ アロンディスモン(1er Arrondissement)」を立ち上げた。
 プルミエ アロンディスモンがパリ1区に住むパリジェンヌたちのライフスタイルをイメージしたアイテムを揃えたセレクト業態に対し、デパリエではオートクチュールの時代からプレタポルタへの転換期である1960年代のパリ6区のムードを落とし込んだアイテムを展開する。ファーストコレクションは約80型を製作。ターゲット層は45~55歳で、国内生産にこだわったほか、一部を除きアイテムにはサステナブルな素材が使用されている。中心価格帯はコートが7万~15万円台、ジャケットが6万円台、ニットが3~6万円台、シャツが3万円台、ボトムスが3~4万円台。シューズやバッグなどの雑貨・小物類は、コレクションの世界観にマッチするセレクトアイテムを取り揃える。店舗の内装はグレーを基調に、壁や什器、鏡など随所に曲線を取り入れたモダンなデザインに仕上げた。

 コレクションの発表頻度は春夏と秋冬の年2回。9月中旬にはオンラインストアの開設を予定しているほか、都心部への路面店および直営店の出店を計画しているという。

■デパリエ:公式サイト