スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは9月7日(火)、2022年シーズンのドライバーラインアップを発表し、引き続きピエール・ガスリーと角田裕毅を起用することを明らかにした。
7年ぶりの日本人F1ドライバーとして、今年F1にデビューした角田。プレシーズンテストでは、最終日の午後に2番手タイムを記録した。このタイムは3日間総合でも2番手にあたるタイムだった。
開幕戦バーレーンGPでは予選Q1で2番手タイムを叩き出し、Q3進出こそ逃すも決勝では9位に入賞した。日本人F1ドライバーがデビュー戦で入賞したのは、角田が初めてだ。その後は第13戦オランダGPまでに4回の入賞を果たし、ランキング13位につけている。
現在21歳の角田はチームメイトのガスリーとの仲も非常によく、その様子はチームのSNSなどでも見られる。アルファタウリ残留の決まった角田は、チームにもよく馴染めており、来年が楽しみだとリリースにコメントを寄せた。
「スクーデリア・アルファタウリで2シーズン目を迎えられることを、とても嬉しく思っています。信じられないほど素晴らしい機会だし、引き続きF1での経験を積ませてくれるチームに感謝しています」
「ピエール(・ガスリー)とは非常に仲がよくて、今年はすでに彼からたくさんのことを学んでいます。彼の経験は僕のスキルを成長させることにも役立っているので、彼と一緒にF1での旅を続けられるのは素晴らしいことです」
「最近ファエンツァに引っ越してきて、チームにもよく馴染んでいるので、来シーズンを楽しみにしています」
2022年は新しいレギュレーションが導入され、F1の勢力図が大きく変わる可能性もある。F1での2シーズン目はどのようなレースを見せてくれるだろうか。角田の活躍に期待したい。