2021年F1第13戦オランダGPの決勝レースが行われ、マクラーレンのダニエル・リカルドは11位でレースを終えた。
■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=11位
厳しいレースだった。グリッドにつこうとした時、クラッチパドルを引いても反応がなかったんだ。スタートで使いたい方のパドルが故障していてね。仕方なく、もう一方の手でスタートすることになり、(ジョージ・)ラッセルに抜かれたのも、それによるところが大きかった。
でも、その後はうまくリカバーして、ラッセルと(アントニオ・)ジョビナッツィを抜き返すことができた。結果として、少し順位を下げそうだと思っていた1周目に、ひとつポジションを上げられたのだから悪くはなかったよ。
それからはずっとアルピーヌ勢の背後で過ごした。彼らはタイヤをセーブしていたようで、僕も何とか付いていこうとした。だけど、彼らがペースを上げ始めると、もうこっちのペースでは追って行けなかった。
ハードタイヤを履いてからは、少しリズムに乗ろうと試みた。ふたりで最大限のポイントを持ち帰るために、チーム戦略を実行したのも、僕にとっては少しタイムロスになった。そこからタイムを上げるのは難しかったね。結局のところ、ペース自体がそれほど良くなかったのだと思う。最初のスティントと第2スティントでは、それぞれ違う理由でちょっと苦戦したからね。一時は10番手を走っていたけど、それよりもっと上へ行けたとは思えない。もちろん、できることならポイントを獲りたかったけど、何が原因だったのか、しっかり分析して学ぶつもりだ。
さて、次はモンツァだ。早くピザを食べたいよ!