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カフェ、電動バイク、スクールと新時代の楽しみは「シェア」がキーワード!

2021年09月07日 06:41  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
○新スタイルのSOHOマンション「SOHO30」誕生

千代田区、港区と並び「都心3区」と称される中央区。賑わう日本橋駅や人形町駅から離れ、人形町、馬喰横山、小伝馬町の3駅に囲まれた日本橋富沢町までくれば雰囲気は一変。落ち着いた街並みの中に、新しいSOHOマンション「SOHO30」が誕生しました。

SOHOは「Small Office Home Office」の頭文字で、ホームオフィスのような小規模オフィスを表し、数字の30には「1日=24 時間を30時間に拡張する」という意味合いです。同施設は12 階建てのビルで、「暮らし」「仕事」「学び」の機能がぎゅっと詰め込まれています。

建物内施設を内覧できたので、同時に紹介された国内初の試みとなる折りたたみ電動バイクと一緒に見てきました。

○1階は誰でも利用できるスクール施設と飲食店

まず1 階で目を引いたのは、おしゃれな内装のカフェ「おむすびとせかいのごはん」。日本のソウルフードでもある「おむすび」をメインコンテンツとして、月ごとに世界各地の料理を提供します。オープンは9月9日です。

また、カフェと隣接するのが、「レッジョアカデミー」というスクール施設。

こちらは「レッジョ・エミリア・アプローチ」というイタリア発祥の幼児教育法をベースとし、外国人を中心とした講師が活躍する予定です。語学やアート、デザインなどのプログラムが提供され、大人向けにもビジネス、アート、ヨガ、音楽、料理などの企画を準備しています。

カフェやスクール施設は、さまざまな仕事をする入居者メンバー、地域の人、インターナショナルアカデミーの生徒など、多様な人が自由に交流できる空間を目指しているそうです。
○2階は入居者が使える会議室ジム、キッチンなど

2階は入居者が使えるさまざまな機能を持った部屋が集まるフロア。その内容は、入居者がゲストを招いて会議ができるミーティングルーム4室の他、キッチン付き多目的ルーム、ジムなどです。

3階から 12階は SOHOフロア。オフィスとして、住居として、また住居兼オフィスとして必要十分な家具、施設を備えています。具体的には、机、テレビ、バス・トイレ、IHコンロ、キャビネットなどは基本備え付け(ベッドやミニ冷蔵庫はオプション)。ちなみに、どの部屋も入居日から高速インターネットを利用可能です。

室内はすべてプロがコーディネートし、シックで洗練されたインテリアとなっています。部屋は全67室あり、間取りは3タイプ。広さはおよそ15~46平方メートル(賃料は月約11万~)。※部屋により異なる装備あり

個人事業主、デザイナーなどのクリエイター、地方に本社を持つ企業の東京拠点など、多様な使用方法がありそうです。

今オフィス入居者向けに、1階のカフェからのデリバリーサービスなども予定しているそうです。
○シェアつながりで「折りたたみ電動バイク」にも大注目

1階カフェの軒先で、電動バイクシェアサービス「Shaero(シェアロ)」のステーションが紹介されていました。

同サービスは9月1日より東京23区内で開始し、今後は周辺各地にレンタル施設を増やす予定となっています。なお、今回はサンプル展示で常設ではありません

バイクは折りたたみ式で、専用アプリで借りたり、返したりできます。電動自転車のシェアサービスはすっかりおなじみになりましたが、折りたたみ電動バイクのシェアサービスは国内初となります。

運転には原動機付自転車の運転免許証が必須です。また、原動機付き自転車用義務もありますが、ヘルメットはバイクと一緒にステーションでレンタルできます。

都心走行向きの取り回しの良さとかわいらしさを兼ね備えた、タフなバイクにご注目を。

木村悦子 きむらえつこ 出版社勤務後、編プロ「ミトシロ書房」創業。紙・Webの企画・編集・執筆を行う。著書に『入りにくいけど素敵な店』『似ている動物「見分け方」事典』など。関心領域は、食文化・動物学・占いなど。 この著者の記事一覧はこちら(木村悦子)