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ラズガットリオグル「いつも全力で支えてくれるチームに感謝」/SBK第8戦フランス

2021年09月06日 15:41  AUTOSPORT web

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2021年SBK第8戦フランス 決勝レース2 優勝:トプラク・ラズガットリオグル/2位:ジョナサン・レイ/3位:スコット・レディング
9月4日~5日、フランスで行われた2021年スーパーバイク世界選手権(SBK)第8戦フランスのレースでトップ3に入ったライダーたちが週末を振り返った。

■2021年SBK第8戦フランス 決勝レース1
・Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK
トプラク・ラズガットリオグル(レース1:優勝)

「僕にとっては、とてもいいレースだった。マシンをここまで仕上げてくれたチームのみんなに感謝している。僕はこのコースが本当に気に入ったよ! 昨日は決勝を想定したロングランのなかでラップタイムを安定してキープすることに集中したけど、今日の決勝でも、(ジョナサン・)レイをパスしたあとは、コンスタントな走りを心がけ、それをしっかりやり切ることができた。最終ラップまで十分なリードを確保できたので、“ジャックナイフ”でゴールラインを通過できた。ようやく、こういうことができるようになったよ!スーパーポールレースはレイや他のトップライダーたちも速いと思うので簡単ではないけど、3レース3勝を目標にして頑張るよ」

・Kawasaki Racing Team WorldSBK
ジョナサン・レイ(レース1:2位)

「テレビ画面で見るまで、8回のスーパーポールを続けて取っていたことに気づかなかった。これはかなりクールなことだ。そしてカワサキも100回のスーパーポールを獲得している。これも素晴らしいことだ。今日はたくさんのことを学んだので、本当にいい日だった」

「僕がエンジニアたちに提供している情報で、彼らがなにかできることを願っている。僕たちのパッケージは限界に達していることは明らかで、安定性などバイクのフロントから多くのことを求めている」

「(トプラク・)ラズガットリオグルと戦っているとき、ターン5のブレーキングエリアまで、本当に気分が良かった。しかし、ターン5の出口で1速から2速にギヤを変えると、その後のラップでずっと負けてしまった。残りのラップの間、僕はかなり気分が良かった。ラズガットリオグルが去っていったので、最終的に2番目の位置を確保するときがきたんだ」

・Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK
アンドレア・ロカテッリ(レース1:3位)

「マニクール・サーキットでのドライレースは初めてだったし、スーパーバイク・マシンでも初めてだった。そんななかで3位を獲得することができて本当にうれしい。前半で(マイケル・ルーベン・)リナルディをパスしたかったけど、ストレートで少し遅れてしまい、コーナーではいつものブレーキング方法を変え、立ち上がりもある程度、妥協することになった」

「でも前に出てからはひたすらプッシュし、自分のリズムで(アレックス・)ロウズとの差を詰め、最終的には表彰台を獲得することができた。僕たちは今回、週末を通じてとてもいい仕事ができたと思っている。今日は最終ラップまでプッシュしていたけど、これは明日のレースのなかで必要になったときのためにマシンの状態を理解しておきたかったからだ。結果的にマシンは最後まで非常に好調に走ってくれた」

■2021年SBK第8戦フランス 決勝レース2
・Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK
トプラク・ラズガットリオグル(スーパーポールレース:2位/レース2:優勝)

「僕にとってはとても素晴らしい週末になった。できることはすべて実行した。チームはレースのたびにマシンを改良してくれて、ともに勝利を目指して戦っている。いつも全力で支えてくれる彼らには本当に感謝している。僕は今日も、チャンピオンシップのことは考えずに勝利だけを目指していた。そしてレース2でもう一度、優勝することができたんだ。心からハッピーだよ」

・Kawasaki Racing Team WorldSBK
ジョナサン・レイ(スーパーポールレース:優勝/レース2:2位)

「リヤタイヤのグリップが落ちたあと、すぐにバイクを止めるのに問題があるようだ。10周くらいのタイヤのとき、僕はかなり自信があり、とても良いと感じている。なので、レースで勝つチャンスが確実にあるとしたら、それはスーパーポールレースになるだろうと思っていた。僕たちはいくつかの大きなセットアップ変更を行った。決してあきらめず、バイクを改良し続けたチームを称賛したい」

「涼しいコンディションではSC1タイヤを使用できたが、気温が上がるとすぐにライディングスタイルに合わなくなった。508タイヤがもたらす安定性がさらに必要だ。僕たちは、最初のコーナーと最後のシケイン出口で非常にギヤが過剰だ。僕はあまりにも多くの距離を失ってしまった」

・Aruba.it Racing - Ducati
スコット・レディング(スーパーポールレース:5位/レース2:3位)

「レースの結果には満足している。週末にかけて、課題となっていたブレーキングの問題を改善することができた。レース前半は、ジョニー(ジョナサン・レイ)とトプラクに離されないようについていったが、後半からはリスクを避けて、チームにとって重要なポイントを獲得する戦略に切り替えた」