三浦建太郎「ベルセルク」41巻が、12月24日に発売されることが明らかに。通常版に加え、キャンバスアートとドラマCD付きの特装版も用意される。
【大きな画像をもっと見る】特装版には9月10日から東京・サンシャインシティ展示ホールAにて開催される展覧会「大ベルセルク展」のキービジュアルである、三浦描き下ろしイラストがキャンバスアートとして同梱。キャンバスアートは23.9cm×18.7cmのB5判変型で制作される。
またドラマCDではファン人気の高く、まだアニメ化されていないエピソード「キャスカの目覚め」を軸とした物語を音声化。岩永洋昭、水原薫、日笠陽子、興津和幸、下野紘、行成とあ、斎藤千和、櫻井孝宏、神奈延年、宮村優子、小山力也といったアニメ版のキャストが参加し、脚本は深見真が担当する。CDにはこのほか平沢進による楽曲「BERSERK -Forces-」「FORCES II」も収録。“ベルセルク愛”に溢れた特装版となっている。
さらに三浦が原作とプロデュースを手がけていたスタジオ我画作品「ドゥルアンキ」も単行本化。「ベルセルク」41巻と同日となる12月24日に刊行される。ヤングアニマルZERO(白泉社)で連載されていた「ドゥルアンキ」では、神でもなく人でもない両性具有の子・ウスムガルを主人公に、太古の世界での英知の物語が描かれた。
なお「ベルセルク」の最新364話は、9月10日発売のヤングアニマル18号(白泉社)に掲載される。5月6日に急性大動脈解離で死去した三浦のメモリアル企画として、「ベルセルク」のカラーイラスト特集や三浦と親交の深かった作家陣による寄稿小冊子、名場面の数々を収めたポスターもお目見えする。