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アニメ「風都探偵」監督は椛島洋介、「どうしても自分が務めたかった」と熱い思い語る

2021年09月06日 08:03  コミックナタリー

コミックナタリー

アニメ「風都探偵」の新たなイメージボード。(c)2022「風都探偵」製作委員会
石ノ森章太郎・三条陸・佐藤まさき原作によるアニメ「風都探偵」の新たなイメージボード2種が公開に。併せてスタッフ情報が発表された。

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2022年夏配信予定のアニメ「風都探偵」は、特撮ドラマ「仮面ライダーW」の続編にあたる作品。平和が訪れたはずの風都を舞台に、私立探偵の左翔太郎と相棒のフィリップが、新たな怪事件に立ち向かう。新たなイメージボードには主人公の翔太郎とともに、「仮面ライダーW」の愛機であるハードボイルダーが登場。さらにフィリップや謎めいた美女・ときめ、鳴海探偵事務所所長・亜樹子、亜樹子の夫で仮面ライダーアクセルでもある照井竜らの楽しそうな様子が収められた。

監督は「ウマ娘 プリティーダービー」でキャラクターデザイン・総作画監督を務めた椛島洋介。スタッフとして“仮面ライダー・ドーパントアニメーター”も兼任する椛島からは、「『風都探偵』がアニメ化されるのならば、その監督はどうしても自分が務めたかった」「『仮面ライダーW』を含む『仮面ライダー』シリーズは、人生で窮地に陥ったとき、いつも自分を救ってくれました。だからこそ、どうしても自分の手でその恩返しをしたかったんです」と熱いコメントが寄せられた。

また副監督を「ブラッククローバー」の種村綾隆、総作画監督を「Fate/Apocrypha」の蛯名秀和と「落第騎士の英雄譚」の小松原聖が担当。なお蛯名はキャラクターデザインも手がける。音楽は多くの「仮面ライダー」作品に携わってきた中川幸太郎、鳴瀬シュウヘイが「仮面ライダーW」に続いて担当する。

さらに脚本監修を務める三条と、総合プロデューサー・塚田英明との対談映像が、東映のYouTube公式チャンネルで公開された。同映像は6月にフランスで行われた「アヌシー国際アニメーション映画祭2021」で発表されたもの。三条と塚田は特撮からマンガ、アニメへと発展した「仮面ライダーW」の魅力や制作エピソード、作品に込められた思いを語っている。

■ 椛島洋介(監督)コメント
「風都探偵」がアニメ化されるのならば、その監督はどうしても自分が務めたかった。「仮面ライダーW」が、「風都探偵」として漫画化されると聞いたときに、そう強く思い、そして願いました。「仮面ライダーW」を含む「仮面ライダー」シリーズは、人生で窮地に陥ったとき、いつも自分を救ってくれました。だからこそ、どうしても自分の手でその恩返しをしたかったんです。幸運なことに、今回その機会をいただくことができました。私なりの作品への愛や想いをもとに、全力で制作に挑んでいきたいと思っています。「W」の雰囲気を、そのまま再現した作品としてお届けするつもりです。どうぞご期待ください!

■ アニメ「風都探偵」
2022年夏配信予定

□ スタッフ
監督:椛島洋介
副監督:種村綾隆
シリーズ構成:樋口達人
脚本監修:三条陸
キャラクターデザイン・総作画監督:蛯名秀和
総作画監督:小松原聖
仮面ライダー・ドーパントアニメーター:椛島洋介、山根理宏
メインアニメーター:式地幸喜、冨永一仁、横屋健太
メカ・プロップデザイン:大河広行
美術設定:青木智由紀、森岡賢一
美術監督:渡辺幸浩
色彩設計:横山さよ子
撮影監督:志村豪、竹沢裕一
2Dグラフィックス:影山慈郎
3DCG制作:iPSアニメーションスタジオ
3DCGアクション:unknownCASE
CGディレクター:加島裕幸
CGアニメーションディレクター:崎山敦嗣
3Dモデリング:ジェットスタジオ、石井貢
編集:高橋歩
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
音楽:中川幸太郎、鳴瀬シュウヘイ
音楽プロデューサー:飯田真由(avex entertainmant)
総合プロデューサー:塚田英明
プロデューサー:内藤恵、古谷大輔
アニメーションプロデューサー:増尾将史
アニメーション制作:スタジオKAI
製作:「風都探偵」製作委員会

※高橋歩の高ははしご高が正式表記。