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これは上手い!と思うスポーツ選手の異名ランキング

2008年11月13日 09:51  gooランキング

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 古くは「フジヤマのトビウオ」と呼ばれた水泳の古橋広之進(古橋廣之進)や、戦後の相撲界を盛り上げ「土俵の鬼」の名で恐れられた第45代横綱・若乃花(初代)など――。時代や洋の東西を問わず、人気のあるスポーツ選手には、風ぼうや競技のスタイルに由来する異名がつけられるものです。
 そんな異名の中でも、最も多くの人が「これはネーミング・センスが上手い!」と感じたのは、メジャーリーガー・松井秀喜の《ゴジラ》でした。人柄の良さに反したこわもてな風ぼうと、パワフルなバッティングは、怪獣《ゴジラ》の名にふさわしいもの。ニューヨークのファンの間でもこの異名は定着しており、彼がヒットを打つと球場内に「ガオー!」という《ゴジラ》の叫び声が流れるのだとか。同じ野球選手では、横浜ベイスターズ/シアトル・マリナーズに在籍した佐々木主浩の《ハマの大魔神》(4位)も有名ですね。こちらも特撮映画『大魔神』シリーズに由来する異名ですが、190cmの巨体でマウンドに立ち、豪速球とキレのあるフォークで相手をねじ伏せる姿は、まさに大魔神のごとき存在感でした。
 2位につけたのは、F1レーサー、アイルトン・セナの《音速の貴公子》。卓越した速さと同じプロドライバーですらまねができないと言われた運転技術で多くのF1ファンをとりこにしました。残念ながら1994年のサンマリノGPでレース中の事故によって非業の死をとげましたが、ワールドチャンピオンに3度輝き、ライバル、アラン・プロストと激闘を繰り広げた彼の姿を、今もはっきりと覚えている方は多いのではないでしょうか。
 今回のランキングで競技スタイルを最もよく表している異名といえば、やはり元小結・舞の海の《技のデパート》(6位)です。身長170cmを切る力士としては小さな体でしたが、小柄であることを生かして多彩な決まり手を駆使する姿は、まさに何でもありのデパートのよう――。「八艘跳び」や「猫だまし」、土俵際での「居反り」など、普通の取り組みではあまり目にする機会の無い決まり手で大きな力士をなぎ倒す姿に、当時多くの人が声援を送りました。中でも1991年11月場所の対横綱・曙戦で見せた「三所ぜめ」は、相撲ファンの間で伝説となっています。

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